【2026年最新】中国ダブルイレブン(独身の日)とは?開催期間・セール日程・EC市場の最新動向を解説

中国のダブルイレブン(双11・W11・独身の日)は、毎年11月11日を中心に開催される大規模なECセールです。2026年の天猫(Tmall)は10月15日に予約販売の予熱を開始し、10月20日20時から11月13日23時59分まで現物販売を実施します(いずれも中国時間)。
この記事では、2026年の正確な日程を最初に整理し、ダブルイレブンの由来・歴史、天猫・京東・抖音の最新施策、越境EC事業者が注目すべき変化を中国現地報道に基づいて解説します。
※日程・ルールはプラットフォームや商品カテゴリーにより異なるため、出店者は管理画面の最新公告もご確認ください。
中国最大級のECセールダブルイレブン(W11 / 独身の日)とは?

ダブルイレブン(W11)とは、毎年11月11日に中国で行われている独身の日(シングルデー)を祝うイベントです。
この日に目を付けたアリババグループが、独身者はシングルデーにショッピングを楽しもうと呼びかけ、2009年から毎年11月11日に大がかりなショッピングイベントを仕掛けています。
日本でいう所のAmazonのプライムデーや楽天スーパーセールみたいなものでしょう。アメリカだとブラックマンデーが近いイベントに当てはまります。
中国のショッピングイベントと言えば、他にも「618商戦」があります。
11月11日(ダブルイレブン/独身の日)に買い物を行うようになった理由とは?
11月11日とは、1(シングル)が4つ重なる独身者の日として、1990年代に大学生が始めた単身者向けのパーティーやイベントを行う日で、贈り物をプレゼントし合うことが流行しました。
それに目をつけたECサイト「アリババ」が、2009年からダブルイレブンに合わせた販促イベントを実施したのです。
初回の販促イベントが非常に好調だったため、アリババ以外の京東など他のECモールも合わせても大型セールを行うようになりました。
ダブルイレブンにおける売上は右肩上がりに成長し続け、今では中国最大のECイベントとして認識される日となりました。
「アリババ」が運営するECモールである「天猫 Tmall」や「淘宝网 Taobao」については、下記にて詳しく説明しています。
【2026年最新】天猫(Tmall)とは?特徴・出店方法・天猫国際、淘宝網との違いや読み方について解説
【2026年最新】淘宝网 Taobaoとは?出店方法・代行・特徴・使い方までタオバオを徹底解説
11月11日(ダブルイレブン/独身の日)の歴史とは?
ダブルイレブンは2009年にアリババが大規模な販促イベントを始めてから、2026年で18回目を迎えます。以下は過去の代表的な取引規模の参考値です。年によって集計対象(天猫単独・全プラットフォームなど)が異なるため、単純な前年比較には注意が必要です。
2025年:ダブルイレブン全プラットフォームの総売上は1兆6950億元
2024年:ダブルイレブン総合EC・ライブECの合計売上は1兆4418億元(総合EC 1兆1093億元、ライブEC 3325億元)
2023年:ダブルイレブン全プラットフォームの総売上は1兆1386億元
2022年:天猫ダブルイレブンの取引額は5571億元
2021年:天猫ダブルイレブンの取引額は5403億元
2020年:天猫ダブルイレブンの取引額は4982億元
2019年:天猫ダブルイレブンの取引額は2684億元
2018年:天猫ダブルイレブンの取引額は2135億元
2017年:全取引額は1682.69億元
2016年:235の国と地域をカバーし、取引額は1207億元超え
2015年:取引額912億元超え
2014年:取引額571億元
2013年:最終取引額352億元
2012年:191億元到達、内天猫マーケット132億元、タオバオ59億元
2011年:2200の店舗が参加、天猫ダブルイレブンの売上額は33.6億元に昇り、タオバオと天猫合計52億元に
2010年:711の店舗が参加し、9.36億元まで上昇
2009年:27のブランドが参加、天猫ダブルイレブンの売上額は0.5億元に
※出典:星図データ(星图数据/Syntun)
https://finance.sina.com.cn/roll/2024-11-12/doc-incvuxsi6319702.shtml
https://finance.stockstar.com/IG2025111200027259.shtml
近年のダブルイレブンのトレンドとは?

セールの開始が早まり、販売期間が長期化
当初は11月11日を中心とする単日の販促でしたが、近年は10月から予熱・予約販売を開始する長期イベントへ変化しました。2026年の天猫は10月15日に予熱を開始し、現物販売を11月13日まで継続します。
期間の長期化により企業は複数の販売ピークを設計しやすくなる一方、消費者のセール疲れや販促費の分散にも注意が必要です。公開前の認知獲得、初動の購入促進、11月11日前後の再訴求を分けて計画することが重要です。
2026年は「まとめ買い割引」より「単品の分かりやすい値引き」へ
天猫は対象商品を1点購入する場合にも適用される「官方立减」を主要な施策として案内。従来の複雑な跨店満減(複数店舗を横断した一定額以上の購入で割引)から、価格が分かりやすい販売方式へ重点が移っています。参加条件やほかの割引との併用可否は、カテゴリーや商品ごとのルールを確認してください。
ライブコマース・ショート動画・AI活用の進展

淘宝・天猫などの総合ECに加え、抖音(Douyin)をはじめとするコンテンツ型ECもダブルイレブンに参加しています。動画・ライブ配信で商品を見つけ、商品ページで購入する導線は引き続き重要です。
2026年は販促の簡素化に加えてAI活用も注目されています。中国現地メディアは、各社が業務効率とユーザー体験の向上を狙い、AIを事業の前面に打ち出していると報じています。
越境ECに取り組む日本企業にとっては、単純な最安値競争だけでなく、商品訴求・在庫・配送・レビュー対応を含めて購入体験を整えることが重要です。
海外ユーザーへの割引・送料無料施策が充実
2026年の淘宝Taobaoダブルイレブンは世界20市場で展開され、13の国・地域で送料無料サービスを提供する計画です。
淘宝Taobao/天猫Tmallは、中国国内向けのダブルイレブン販促に加え海外消費者向けの商品流通にも手を広げています。
出典:https://www.eeo.com.cn/2026/0922/1044851.shtml
2026年の中国ダブルイレブンはいつから?天猫・淘宝の開催スケジュール
2026年の天猫・淘宝ダブルイレブンは、予約販売の予熱が10月15日0時から、現物販売が10月20日20時から始まります。現物販売は11月13日23時59分まで続きます。以下は添付の2026年日程表を日本語化したものです。時刻は中国標準時(日本時間は+1時間)。

【2026年 予約販売】
・予約販売の予熱:10月15日 00:00~10月15日 19:59
・予約金支払い:10月15日 20:00~10月20日 17:59
・残金支払い:10月20日 20:00~10月25日 23:59
【2026年 現物販売】
・現物販売の予熱:10月17日 00:00~10月20日 19:59
・現物販売:10月20日 20:00~11月13日 23:59
出典:https://www.nbd.com.cn/articles/2026-09-22/4588326.html
また、京東(JD.com)は10月12日20時から予約金を必要としない現物販売を開始しました。
消費者は複数プラットフォームを比較しながら早い段階で購入を検討できます。
2026年ダブルイレブンに備えた中国越境EC・SNS施策のポイント
2026年は、開催期間の長期化、単品値引きへのシフト、現物販売の早期開始など、消費者が購入しやすい環境づくりが進んでいます。
企業側は①商品ページ・価格表示の整備、②在庫・配送体制の確保、③RED・抖音などでの事前認知獲得、④ライブ・動画・広告施策の効果測定を一体的に進めることが大切です。
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