【2025年】小紅書(RED)とは?危険性や登録無しで見る方法も解説

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最近”RED”という言葉を日本のSNSでもたびたび見かけるようになりました。REDとはトレンドに敏感な中国女性がこぞって利用しているSNSで、日本でいうインスタグラムとアマゾンが合体したようなアプリであり、SNS型ECアプリと言われております。

出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.xingin.xhs&hl=ja&gl=US
”チャイボークメイク”が2018年ごろに日本でも話題になって以来、中国のトレンドを知りたいという日本女性も増えています。
そこで今回は、小紅書(RED)とは一体、どのようなものなのか?そもそもインバウンドプロモーションではどのような活用方法があるのか?について詳しく解説していきます。
中国版インスタグラム小紅書(RED)とは?
小紅書(RED)とはインスタグラムとアマゾンが合体したようなアプリで、SNS型ECアプリと位置づけられるでしょう。小紅書(RED)は2013年から瞿芳氏と毛文超氏によって立ち上げられました。当初はEC機能が小紅書(RED)の中には実装されていなく、写真投稿ができ、コメントができるアプリとして知られていました。インスタグラムに近いインターフェイスをしていることから、中国版インスタグラムとして注目を浴びていました。
小紅書(RED)のユーザーは当初から女性が大半を占め(7〜8割が女性)、年齢は18〜30歳前後であり、ホワイトカラー層などの比較的エリートの人たちが利用をしていました。そのため、購買力のあるユーザーが自身が買った魅力的な商品を写真を投稿するケースが多く、その投稿を見ているユーザーが紹介されている商品に興味を持つことがありました。
投稿をきっかけに商品が他のECサイトで売れることが多かったため、2014年頃に小紅書(RED)のECカートの機能を追加しました。この頃からアマゾンに近い機能が追加され、小紅書(RED)はインスタグラム+アマゾンであると言われるようになりました。
REDの中国インバウンド事例や、日本企業のRED活用事例は下記にて解説してますのでぜひご覧ください。
【最新】中国発SNS型ECアプリ小紅書(RED) とは? 中国インバウンド対策の事例も合わせて紹介
小紅書(RED)の登録方法や使い方
①APPストアからREDをダウンロードする
APPストアで「RED」と検索し、こちらのロゴのものをダウンロードしてください。
②アカウントの登録

出典:https://clifehack.com/2020/04/01/
こちらの画面が表示されたら「Agree」をタップしてください。
③ログイン方法を選択

出典:https://clifehack.com/2020/04/01/
WeChatをお持ちの方はそのまま「Wechat」を選択してください。
この場合、WeChatのプロフィール画像、登録名、エリアや性別などの情報が小紅書(RED)のアプリに紐づけられますのでご注意ください。
WeChatをお持ちでない方は電話番号での登録が可能です。「Log In」をタップしてください。
④電話番号を入力
先頭の数字は「81」を選択し、自分の携帯番号の先頭「0」を省略した番号を入力してください。
その後SMSに認証コードが届くのでREDの画面に戻り入力すれば登録完了となります。
小紅書(RED)を使う時、気を付けるべきこととは?
REDは2019年の7月に一度アプリストアから削除されました。
原因は誇大広告やフェイク記事、フォロワーやコメント、リツイートの売買が原因です。
「飲めば3日で痩せる」、「塗ると一週間で美白に」など虚偽の商品宣伝記事が非常に多く、アプリ自体にEC機能が付随しているため、騙されて商品を購入してしまう人が多く発生してしまいました。
そんな騒動から約2か月後にまたアプリストアに登場したREDですが、この一件で
- 443万のフェイク記事
- 2128万のアカウント停止
- 14億元のフェイク記事による商品被害
が発生しました。
それ以降、REDの投稿内容の管理は非常に厳しくなり、中国の広告法で禁止されている表現や用語が含まれていないかがシステムにより厳重にチェックされるようになりました。
現在も中国女性に爆発的な人気を誇るアプリですが、フェイク記事には注意が必要だと言えるでしょう。
REDにおける広告禁止ワードについては、以下の記事でまとめていますのでぜひチェックしてみてください。
「美白」は禁止ワード?REDの閲覧数に影響するキーワード特集!
小紅書(RED)をダウンロードせずに見る方法
ダウンロードする前にどのようなアプリなのか知りたいという方はWeb版でREDの投稿例が見られますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
見れる投稿や機能はかなり制限されていますが、まずREDの雰囲気を知りたいという方は先にご覧いただくといいかもしれません。
小紅書(RED)を日本語にするには?
小紅書(RED)アプリには日本語設定が無い
小紅書(RED)アプリでは、設定言語が、中国語と英語しかなく、日本語で見る設定がありません。仮に言語設定を英語に選択しても、ツールボタンが英語になるのみで、投稿内容は中国語(簡体字)のままで、言語設定で他の言語に変えたとしても、小紅書)は、中国語(簡体字)がわからないと、読解は難しいのが現状です。
また、スマートフォンにて、ウェブ上で小紅書(RED)を開いても、アプリ版を開くように促されてしまい、小紅書)アプリを開くしかなく、ウェブ上で自動翻訳を使うことも難しいです。以下では楽に日本語で小紅書(RED)を利用する方法について紹介します。
小紅書を日本語にする方法(PC編):Google chrome or Microsoft Edgeで見る
小紅書(RED)ではアプリダウンロードの誘導がなく、PC版Google chrome、Microsoft Edge上で自動翻訳が可能なため、楽に日本語で見ることができます。
PC版のGoogle chromeではGoogletrancelate、Microsoft Edgeでは翻訳拡張機能を使えば、投稿からコメントまで、すべて日本語に変換されますので、日本語版として利用するには、とても便利です。
小紅書を日本語にする方法(モバイル編):「habU」アプリを使って見る

画像出典:36KrJAPAN
「habU」は、小紅書(RED)アプリ内の画像と動画以外は、すべて翻訳される小紅書(RED)専用の日本版アプリです。日本のEnlife 株式会社によって2023年4月にリリースされました。「habU」もPC版の方法と同じように日本語で楽に見ることができます。
また小紅書(RED)よりも簡易的ではありますが、翻訳して投稿を見るだけではなく、「habU」アプリから小紅書(RED)に投稿することも可能です。
「habU」アプリでは、背景画像がないこと、アカウント紹介文が簡易になっていること、フォロワーや「いいね」数などの表示がないことが大きな違いです。
まとめ
今回は小紅書(RED)について解説しました。中国では口コミを非常に重視する傾向があり、中国女性は商品を購入する前に必ずと言っていいほど口コミをチェックしています。
化粧品や衣類だけでなく、飲食店や旅行先を決める際にもREDをチェックする女性が非常に多くなっています。
最近では日本国内の投稿も増えているので、今後の中国インバウンド対策としては重要なツールになると考えられます。
また、弊社クロスボーダーネクスト社では、小紅書(RED)を活用した中国インバウンドプロモーションの相談を受けております。これまで大手化粧品メーカーや観光地や商業施設など様々なプロモーションの支援をしてきました。もし、小紅書(RED)を活用したプロモーションにご興味ありましたら、気軽にご相談ください。
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