中国動画マーケティング事例10選|プロモーション手法や成功の秘訣を紹介

中国でも動画は頻繁的に活用されています。Weiboの投稿を見てみると動画を投稿するユーザーは増えましたし、動画広告を出稿している企業も増えています。

中国向け動画マーケティングに取り組みたいインバウンド担当者も多いのではないでしょうか?そこで今回は中国向け動画マーケティングやプロモーション事例を紹介しながらプロモーションの秘訣について紹介していきます。

中国動画マーケティング&プロモーションを成功させる秘訣

まずは中国動画マーケティング&プロモーションを成功させる
秘訣について紹介していきたいと思います。

中国のトレンドを把握する

まずはトレンドを把握しましょう。トレンドといってもたくさんありますのでまずは
以下を確認しましょう

・どんな動画やパロディが流行っているか
・どんなSNSや動画サービスが流行っているか
・ターゲットにする人物がどのようなものに興味があるのか

動画にも流行り廃りがあります。特にTIK TOKでは顕著に流行りの動画があります。日本でもあったのがTIK TOK上でめ組のひとの音楽に合わせて踊る動画が流行っておりました。このように中国でも流行りの動画があったりするので、流行りを抑えておくことは重要ですね。

あとは、動画を配信する媒体にもトレンドがあります。少し前だと動画配信はビリビリ動画がメインではありましたが、近年ではWeibo上でもショートムービーが投稿されることも多くなってきました。

Vlogerも多く出てきており、様々な動画プラットフォームで投稿されるようになってきました。ターゲットにする人物の趣味嗜好も抑えておきたいところです。その人に刺さる動画を作るには重要なポイントです。

ネイティブスタッフを活用し、ネイティブに伝わる動画を作る

中国向けの動画を作る時に、必ず中国人ネイティブの意見を参考に入れましょう。あるいは中国人ネイティブの人に作ってもらうことをオススメします。やはり人種が変われば、感性も変わるため、動画の構成やアピールポイントが変わってきます。

例えば、中国人向けにホテルのプロモーション動画を作る時は、必ずホテルのフロントの映像を入れ込みます。中国人の人たちはホテル選びをする時にフロントの雰囲気も選択基準の一つに入るからです。

このように人種により、判断基準が違うので、中国人向けに動画を作り際は、必ずネイティブのスタップを入れるか、中国人の方に依頼をしましょう。

動画は作って終わりではない|どうやって見てもらうかを考える

動画は作るだけでは終わりません。作った動画をたくさんの人に見てもらう必要があります。SNSで拡散し、再生させるのか?あるいは広告を使って露出をさせるのか?

様々な手法がありますが、中国マーケティングの事情を把握していないと多くの人達に動画を見てもらう事ができません。

そのため、動画を作るだけではなく、どのように再生させるのかといった、中国マーケティング戦略を構築する必要があります。

露出させる媒体を理解する

SNSであったり、動画サイトであったりの媒体ごとの特性を理解しましょう。媒体ごとの特徴を理解していないと正しい、マーケティングプランを作成することができません。

KPIを定め、露出させ、PDCAを回し続ける

マーケティングプランを作成したら、再生回数などの目標値をKPIに置き、実践してみましょう。実践すると目標値への乖離が必ず出てきますので、その乖離を埋めるべく、PDCAを回していきましょう。

ざっと中国動画マーケティングの秘訣についてお伝えしましたが次からは、実際の事例を紹介していきます。

中国動画マーケティング&プロモーション事例10選

中国動画マーケティング&プロモーション事例10選を以下に紹介していきます。

動画で偽物品対策をした事例

こちらは、偽物商品の見分け方を説明した動画です。クロスボーダーネクスト社が独自に企画し、動画を作成し、Weibo上で投稿をしたところ、シェア数:769、コメント数:783、Like数:1,721もの反応がありました。

日本の人気ブランドは、中国国内で模倣品が非常に多く、しかもよく似ているので、消費者はどちらが本物かよくわかりません。模倣品の見分け方や区別のポイント紹介を動画で紹介しています。

動画を活用した育毛剤プロモーション

こちらは、育毛剤のPR動画を作成しWeibo上に投稿したものです。

ただ、動画を投稿するだけではなく、京都の御髪神社という日本で唯一の髪の神社の観光にからめて育毛剤の紹介を行った投稿をしました。

髪の神社に絡めて投稿したことにより、とても反応がよく、シェア数:119、コメント数:90、Like数:129、動画再生数:108,000もの反応がありました。

動画を活用した飲食店の紹介事例

クロスボーダーネクストが運営しているMCNに所属する林萍在日本(リンピンザイリーベン)が実際に日本の回転寿司チェーン店「スシロー」へ行き、その体験動画をWeiboに投稿したものです。

受付や注文の仕方、人気のメニューなど詳しく紹介しており、お得な情報としてシェア数:675、コメント数:912、Like数:2,681、動画再生数:686,000もの反応がありました。

お寿司は日本を代表する美食の一つです。しかし、中国国内で寿司は高級料理で、値段も高いイメージがあります。日本でお寿司を食べてみたいけれど、予算がない観光客に対して、回転寿司店舗の紹介を行いました。

動画を活用した聖地巡礼プロモーション

クロスボーダーネクストが運営しているMCNに所属する林萍在日本(リンピンザイリーベン)が実際に聖地巡礼した動画をWeiboに投稿したものです。

交通手段や周辺観光地などの紹介を絡めており、9月Weibo人気Vlog1位にも選ばれました。この記事には、シェア数:4,182、コメント数:1,040、Like数、5,211、動画再生数2,610,000もの反応がありました。

ライブ配信プロモーションの事例

某大手お菓子メーカーが実施しているキャンペーンを周知させるべくライブ配信を活用した事例です。クロスボーダーネクストが運営しているMCNに所属する林萍在日本(リンピンザイリーベン)がライブ配信を行いました。

そのライブ配信はImp数が70.7万回、エンゲージメント数が2,093もの反応がありました。

周辺観光地まで徹底網羅したホテル紹介動画の事例

こちらは、箱根旅館「はなをり」のプロモーション動画を作成しWeibo上で投稿したものです。

箱根一日旅行記として、ホテルのサービスや食事、温泉や部屋の様子、周辺の観光地、温泉に入るときの注意点など、中国人目線で箱根を紹介しています。

このような動画コンテンツは、なるべく短時間でユーザーにインパクトを与えることが大切です。

中国人観光客は宿泊先を選ぶ際に情報が少なく困ることが多いです。このようなわかりやすい動画コンテンツはSNSで非常に喜ばれ、エンゲージメント率が高くなります。

プレゼント企画の呼びかけも動画を活用


こちらはクロスボーダーネクストが運営している訪日中国人向けメディア良品志(LPZine)で基礎化粧品を紹介した動画をWeibo上に投稿したものです。

動画の中でもはプレゼント企画についても言及しており、商品のプロモーションのためにプレゼント企画を行うのは非常に効果的で、今回シェア数は100を超えました。

実写+モーショングラフィックの組み合わせ

こちらは実写とモーショングラフィックを組み合わせた動画作成の事例です。上記の画像をクリックいただくと実際の動画をみることができます。

実写+モーショングラフィックの組み合わせ2

こちらも実写とモーショングラフィックを組み合わせた動画作成の事例です。上記の画像をクリックいただくと実際の動画をみることができます。

イベント・現地取材の事例

こちらはイベントの現地取材動画の事例です。上記の画像をクリックいただくと実際の動画をみることができます。

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