【2024年最新】中国の国慶節は日本でいう建国記念日!連休期間や春節との違い、中国の祝日も紹介
- 中国の国慶節について知りたい
- 2024年の国慶節はいつ?
- そもそも国慶節って何の日?
など国慶節について知りたい人のために本記事を作りました。
ぜひ、最後までお読みください。
国慶節とは?日本でいうと建国記念日にあたる祝日
国慶節とは中国の建国記念日で、1949年10月1日に毛沢東主席が中華人民共和国の成立宣言してから毎年この日を祝日として祝っています。
国慶節は春節に並ぶ大型連休のひとつで、中国人が国内外を大移動する旅行シーズンとなっており、日本にも多くの中国人旅行客が訪れることから、インバウンド需要が高まることで知られています。
2024年、今年の国慶節は10月1日~7日
今年の国慶節は10月1日(火)~10月7日(日)の7連休となっています。約一週間の長期休暇となる代わりに、9月29日(日)と10月12日(土)は出勤日となります。
中国の国慶節と春節との違いは?
春節は日本でいう正月ですが、中国では旧暦を使用しているため毎年時期が変動します。2024年は2月10日(土)が春節で、大晦日の2月9日(木)から2月17日(土)までの9日間が春節連休でした。
国慶節は毎年固定で10月1日が祝日となり、基本は7連休です。国慶節は国内外の旅行を楽しむ中国人が非常に多い期間です。
春節の解説記事はこちらから
香港・台湾・韓国にも国慶節がある?
香港でも、同じく10月1日を国慶節として祝日にしていますが、こちらは連休ではなく一日のみの祝日となっています。
台湾にも国慶節がありますが、日にちが異なります。台湾の国慶節は10月10日で、こちらも一日のみの祝日となっています。
韓国では、国家的な慶事を祝う日として年に5日、国慶日(クッキョンイル、국경일)という祝日が定められています。
三一節(3月1日)、制憲節(チェホンジョル、7月17日)、光復節(8月15日)、開天節(10月3日)、ハングルの日(10月9日)の5日間が国慶日となっており、制憲節以外はすべて公休となっています。
中国の祝日は他にもたくさんある
国慶節の他にも中国の祝日は多くあります。上記で紹介した春節と国慶節のほかに、4月5日前後の清明節、5月1日の労働節、6月上旬の端午節、9月中旬〜下旬の中秋節などがあります。
①清明節(4月)
もともと中国では先祖祭として知られており、中国ではこの日にお墓参りをする風習があります。後に沖縄に伝わり、現在も沖縄では中国と同じようにこの日にお墓参りをする風習が残っています。
②労働節(5月)
労働節はメーデーと呼ばれ、様々な国が労働の日と定めている祝日です。労働節は新暦に基づいているため日にちの変動はありません。日本のゴールデンウィークと同じように各地が人で賑わう祝日となっています。
③端午節(6月)
端午節は古代中国の政治家である屈原(くつげん)の供養祭であるとされており、2000年以上の歴史を持つ伝統的な祝日です。家族で粽を食べるという風習が現在も残っています。
④中秋節(9月)
中秋節は月を祭る風俗から始まり、現在まで3000年以上の歴史を持つ伝統的な祝日です。この祭りは「団欒節」とも呼ばれており、毎年中秋節になると実家に帰省し、家族団欒で食卓を囲みます。また、この日は月餅という伝統的なお菓子を食べる日でもあります。
2024年の国慶節は中国人訪日旅行観光客が増加!中国インバウンドの最新トレンドとは
2024年は中国と日本の両国間で新型コロナウイルスにまつわる水際対策が撤廃されてから迎える初めての国慶節です。
そんな中、中国人訪日旅行者数や訪日旅行消費額はどのようになっているのでしょうか。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年4-6月期の訪日旅行客数統計において、中国からの訪日客数は2,407,239人と、国別ランキングで第二位を記録しました。
訪日外国人旅行消費額では4,420億円と全体の一位を記録しています。
さらに訪日中国人観光客の1人当たり旅行支出額に至っては28万6,244円と、2019年の同時期と比較して27.7%も成長しています。
このように、中国人観光客は日本市場で多くの消費活動を行なっています。
最新の中国インバウンド情報と国慶節向けプロモーションの詳細はこちらをご覧ください
国慶節など中国の祝日を理解し中国マーケティングに活かそう
いかがでしたでしょうか。中国では日本と違う祝日がいくつもあります。春節や国慶節は国内外に旅行する人の数が爆発的に増えることからインバウンド需要が高まります。
また、祝日には多くのショッピングモールで大幅な値引きが行われることから、中国でマーケティングするためには中国のカレンダーを把握しておくと非常に便利です。
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