【2024年】中国snsプロモーションの事例|成功する秘訣・事情・戦略を解説!中国SNSマーケティング最前線とは?

中国snsプロモーションやりたいけど、どうすればいいかわからない……
中国はFacebookとかTwitterとか使えないようだけど、実際どうなんだろう……
WeChat(微信/ウィーチャット)初めたけどどうすればいいかわからない……
とお困りの中国インバウンド、アウトバウンド担当者は多いのではないでしょうか?

弊社、クロスボーダーネクストがこれまで400社以上の中国マーケティングを支援してきた中で培ったプロモーションの方法や中国SNSの事情や種類、中国SNSプロモーションの事例を紹介していきます。
中国向けSNSプロモーションでお悩みのインバウンド・アウトバウンド担当者のお役に立てれば幸いです。

 

中国のインターネット事情|中国政府の影響で中国産サービスしか使えない

中国では政府によってインターネット規制がかけられています。具体的には、「金盾」(グレート・ファイアウォール)という大規模情報規制システムにより、不適切な内容が中国国民の目に入らないようになっているのです。
「金盾」(グレート・ファイアウォール)により以下のコンテンツが規制されていると言われています。
・海外SNSサイト
・海外動画サイト
・アダルトサイト
・中国当局に対して不都合な発言

そのため、中国国内からTwitterやFacebook、You Tubeなどのサービスにアクセスすることができません。

インターネット規制により中国独自のサービスが反映している

「金盾」(グレート・ファイアウォール)の影響で、海外のサービスにアクセスができないため、中国国内では、TwitterやFacebookのようなサービスの中国版が独自に発達しています。

それらのサービスは中国国外からアクセスができるものもあれば、できないものもあり、皆さまからしたら謎に包まれた存在になっているのではないでしょうか?中国向けのSNSプロモーションを成功させたい場合は、まずは中国で流行っているSNSを把握することから初めてみましょう。

中国で人気のSNSの種類を把握しよう

それでは、中国で流行っているSNSを紹介していきます。今回は主に現状で中国向けのプロモーションで活用できるSNSをメインに紹介していきます。以下の記事では中国国内でのユーザー数ごとのSNSランキングを紹介しています。

WeChat(微信/ウィーチャット)|中国版LINE


WeChat(微信/ウィーチャット)とは、中国版LINEであり、中華圏最大級のメッセンジャーアプリです。中国版LINEと言われるだけあり、LINEと似たようなメッセンジャーやスタンプ、通話機能などが搭載されております。

Tencent(騰訊)が発表しているデータによれば、月間アクティブユーザーは11.3億人を超えました。デイリーアクティブユーザーは10億人で、1日450億通のメッセージがやり取りされ、4億回の通話が発生すると言われております。中国人の殆どが利用しており、名実ともに中華圏最大のSNSです。

weibo(微博/ウェイボー)|中国版Twitter


weibo(微博/ウェイボー)とは、中国版Twitterと言われており、中華圏最大級のソーシャルメディアです。中国本国のweibo(微博/ウェイボー)公式サイトの情報によれば、月平均のユーザー数は4.65億人、1日あたりの平均ユーザー数は2.03億と発表しています。

小紅書(RED)|中国版アマゾン&Instagram


小紅書(RED)とはインスタグラムとアマゾンが合体したようなアプリです。インスタグラムのような写真投稿機能と、その写真にまつわる商品が、小紅書(RED)上で購入することができます。
2019年6月において登録ユーザー数は2.5億人を突破。月間のアクティブユーザーは約8,500万人になりました。急成長アプリとして中国で人気を集めています。

Tiktok


日本でも人気のTiktok。中国では3億人ほどのユーザーが利用するショートムービーのプラットフォームとして成長しています。近年では若者だけではなく、30代以上のユーザーも増えているそうです。

中国SNSマーケティングで活用できる中国SNSは限られている

この他にも様々なSNSが中国にはありますが、弊社では主に上記で紹介した4つのSNSをメインに活用しマーケティングやプロモーションを行っています。

これらだと、日本国内にも法人があったり、広告出稿できたりなど要因がありますが、日本に訪れる中国人もこれらのSNSから情報を仕入れることが多く、メインのSNSとして使っています。これら以外のSNSだと、ネイティブの中国人がいないと運用することが難しいため、自社で行う場合は4つのSNSをおすすめします。

なぜ中国マーケティングではSNSが有効なのか?

中国のSNSプロモーションでは、公式SNSがホームページの代わりになる

中国向けプロモーションをする上でWECHAT(微信/ウィーチャット)やweibo(微博/ウェイボー)の公式アカウントは、ホームページの代わりになります。いきなり中国版のホームページを作ることは、SEO対策したり、サーバーを中国に置いたりと非常にハードルが高いと考えます。

SNSの公式アカウントであれば、ホームページを作るほどハードルは高くありません。さらに、偽物アカウントも多い中国では公式アカウントで発信すると信頼性が得られます。まずは公式アカウントを基盤にし、そこにアクセスを集める、フォロワーを増やすことを弊社、クロスボーダーネクストでは推奨しています。

SNSマーケティングは旅マエ〜旅アト全てをカバーできる

訪日ラボより引用

上記の図のようにSNSは旅マエから旅アトすべてのフェースにおいて接触のある媒体です。旅先を検討する段階で、友人が旅行に行ったSNS投稿を見て、その場所にいきたくなるかもしれませんし、旅ナカで近くのお店をSNSで検索するかもしれません。または、旅アトで思い出をSNSに投稿します。このようにSNSはインバウンドマーケティングを行う上で、カスタマージャーニー全てのフェーズにおいて重要な施策になります。

中国人はSNSを使って情報収集する人が多い

訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計

中国人はSNSで情報を集める人が多いです。なぜならば、観光庁が発表している「訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計」によれば、中国人が旅マエに役立つ情報源として、SNSの投稿が1位となっています。

つまり、大多数の中国人の方々はSNS投稿を見て日本旅行の情報収集をしています。旅マエの情報源だけではなく、商品を買うときにweibo(微博/ウェイボー)上にて商品名検索を行い、口コミを調べてから購入する人も少なくはありません。さらに、WECHAT(微信/ウィーチャット)のモーメント上に友達の旅行写真が載っており、それらを見て旅行先を決めるケースも少なくはありません。

中国snsプロモーション成功の秘訣とは?

ターゲットを決め、ターゲットを知ろう

まずはターゲットを決め、ターゲットを知りましょう。例えば、30代前半の独身中国人女性をターゲットにした化粧水をプロモーションするとしましょう。

30代前半の独身中国人女性は日々、どのような悩みを抱えていたり、どのようなことが趣味なのでしょうか?また、常日頃から使うSNSやアプリ、どのようなものを買うのでしょうか?

また、中国と言っても国土が広く、地域が変われば、民族性も変わってきます。中国には都市のランクが分かれており一級都市から5級都市くらいまで別れていると言われており、年ごとにランクが分かれています。都市のランクによりそこに住む人達の生活様式はかなり違いがあります。

つまり、ターゲットを決め、ターゲットのことを鮮明に描けるようにしましょう。

ターゲットに合った中国SNSを選定する

ターゲットが明確に決まった後は、ターゲットが日頃から活用するSNSを選びましょう。10代の中国人をターゲットにするのであれば、Tiktokを使うのがいいでしょう。

ただ、近年ではTiktok上で動画を配信している若い女性を見るために、30代後半の男性ユーザーも増えていたりするので、SNS媒体の担当者に一度、ユーザー層などは確認したほうがいい時もあります。

ターゲットが明確になれば、SNSの選定をするのは難しくありません。

SNS媒体の特性を知ろう

SNSごとの媒体の特性も知っておきたいところです。Tiktokであれば、ショートムービーをメインとした媒体だとわかると思いますが、近年だとweibo(微博/ウェイボー)も動画に力を入れており、weibo(微博/ウェイボー)を活用するインフルエンサーも動画での投稿が主流になってきています。

動画を活用した投稿のほうが拡散されるケースも多くなっており、weibo(微博/ウェイボー)を攻略するのにも動画が必要になっています。

weibo(微博/ウェイボー)で流行っているハッシュタグと、Tiktokや小紅書(RED)で流行っているハッシュタグは全く違ってきます。このような運用ノウハウは日々、現場で運用していないと身につきません。

媒体ごとの特性と運用ノウハウを正しく理解しなければ、中国SNSプロモーションを成功させることは非常に難しいです。

まずは専門家に相談を

中国SNSプロモーションを成功させるためには、

  • ターゲットを選定し理解したり
  • SNS媒体の特徴とSNS運用のノウハウを理解したり
  • 中国のインターネット事情を把握したり

やるべきことが非常に多く、自社だけで行うとすると非常に、コストや時間がかかってしまう分野でもあります。そのため、正直に言いますと、中国SNSプロモーションを専門家としている企業に相談や依頼をしたほうが効率もいいですし、何より、中国SNSプロモーションで失敗するリスクを減らすこそができます。

クロスボーダーネクストでも400社以上の支援をしてきていますので、かなりノウハウが溜まっています。ご相談は無料で受け付けていますので以下から気軽にご相談ください。

中国snsプロモーションの事例

実際に中国向けのSNSプロモーションは、どのようなものがあるのでしょうか?弊社で行った中国向けSNSプロモーションの事例を紹介していきます。

WEIBO(微博/ウェイボー)を活用したプロモーション事例


某大手お菓子メーカーが実施しているキャンペーンを周知させるべく取り組みをした事例です。在日中国人インフルエンサーであるリンピンさんのweiboアカウントからライブ配信を実施しました。リンピンさんは在日中国人インフルエンサーでは最大級のフォロワーを誇るインフルエンサーです。

そのライブ配信はインプレッション数が70.7万回、エンゲージメント数(いいねやコメントなど)が2,093個もの反応がありました。リンピンさんのライブの特徴はコメントが多く、視聴者とのコミュニケーションが上手です。そのため、視聴者との関係がよく、情報がうまく伝わります。

WECHAT(微信/ウィーチャット)を活用したプロモーション事例

訪日外国人観光客から絶大な人気を誇るドン・キホーテ。WECHAT(微信/ウィーチャット)の公式アカウントを見てみると、クーポンを配ったり、WECHAT(微信/ウィーチャット)でEC機能を作成し、購入につなげています。

小紅書(RED)を活用したSNSプロモーション事例

こちらは、弊社、クロスボーダーネクストでお手伝いさせていただいた大手化粧品メーカーの化粧品の新商品を「小紅書(RED)」インフルエンサーを活用し紹介した事例です。

新しい商品だったため、まずは多くの人に知ってもらいたいという目的で取り組みました。しかしあまり予算をかけられないという状況であり、予算内でできるだけ多くのインフルエンサーを招集できるようにした所、20人の「小紅書(RED)」インフルエンサーが集まり、合計フォロー数が305,176人になりました。

そこから情報を発信した所、7,746ものエンゲージメントが集まりました。(エンゲージメントとは、イイネやコメント、お気に入りなどを含む投稿へのアクション)また、今回の商材は新商品だったため、利用してみたいインフルエンサーが集まり、効率よく口コミが拡散された事例になります。

中国を攻めるならSNSプロモーションは必須!

中国進出、中国人向けマーケティングを行いたいと考えているのであれば、SNSを活用しない手はありません。中国人の人口は13億人ですが、WECHAT(微信/ウィーチャット)のアクティブユーザーだけで11.3億人いると言われています。さらに、WEIBO(微博/ウェイボー)まで含めるとほとんどの中国人に向けてアプローチできる媒体とSNSは考えられるでしょう。

今回の記事を参考に中国向けSNSプロモーションに取り組んでみてはいかがでしょうか。
もし、

  • SNSの重要性はわかったけど何から始めればいいかわからない
  • 取り組んでいるけどうまく言っているかわからないから相談したい
  • バズらせる投稿の仕方が知りたい

などありましたら気軽にご連絡くださいませ。

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