【労働節】5/1中国の休日|2020年中国プロモーションカレンダー

労働節(ロウドウセツ)とは?正式名称は国際労働節

「労働節」の正式名称は「国際労働節(メーデー)」で、毎年5月1日に世界各国で行われる労働者の祭典です。労働節は国際連合などによって定められた国際デーとなっており、世界80ヵ国以上がこの日を祝日としています。

中国では1949年12月に毎年5月1日を労働節と定め、メーデーが中国の法定休日となりました。この日を含めた3日間が国民の休日になると決まっています。

メーデーといえば、デモ行進をイメージされる方が多いですが、中国の労働節では、国や社会のために貢献した労働者たちを表彰したり、各種イベントが開催されるなど、平和的祝日のようです。

 

労働節の由来や歴史は?

1886年5月1日にアメリカのシカゴの労働者が8時間労働制要求を求めゼネラルストライキを行ったことが起源です。

中国では1949年に正式に5月1日を国民の祝日に制定することが決まりました。

さらに50年後の1999年には、「春節」「労働節」「国慶節」の連休を並べ、7日間の大型連休としました。2007年には「労働節」は5月1日の1日間のみ休日と改正され、その翌年2008年から現在までは5月1日を含む3連休となりました。

 

労働節2020年はいつからいつまで?

今年は土日を含むため、2020年の労働節は5月1日(金)~5月5日(火)の5連休となります。

 

労働節に中国人は何をするのか?

労働節の連休期間は、7人乗り以下の小型乗用車の高速道路料金が無料になるので、マイカーで旅行する人が増えました。

また、国から指定された博物館や文化展などの入場料が無料になるなど観光業界も力を入れているようです。

各地では様々なイベントが開催され、賑わいを見せます。また、土日が重なるなどして連休が伸びると海外に旅行する方も多いようです。

 

特に過ごし方に決まりはなく、自由に過ごすのが労働節です。

 

労働節に日本に来る中国人はいる?

このような小型連休に近場の国に旅行する観光客は多いようです。

中国での短距離旅行先ランキングの第一位は日本になっており、毎年労働節にも多くの中国人が訪れますが、今年はコロナウイルスの影響で家での娯楽を楽しむ人が多いと思われます。

 

まとめ

今回は中国の労働節について解説しました。

中国では5月1日を含む3~5連休をイベント参加や旅行をして楽しむ方が多いです。

今年は中国でも家で楽しめるゲームやネット動画などの娯楽の需要が高まっているようです。これらを意識してプロモーションに取り組んでみてはいかがでしょうか。