【最新版】weibo(微博/ウェイボー)広告の費用や種類とは?出稿の注意点などを解説
- weibo(微博/ウェイボー)広告を初めたいけど何から始めればいいかわからない
- weibo(微博/ウェイボー)を検討しているが何ができるのかわからない
- weibo(微博/ウェイボー)に興味はあるけどどれくらいの費用感が必要なのか?
weibo(微博/ウェイボー)について様々な課題を抱えている中国インバウンド担当者も多いのではないでしょうか?本記事ではweibo(微博/ウェイボー)の仕様や運用代行費用などについて徹底解説していきます。
中国のSNS広告であるweibo(微博/ウェイボー)とは?
weibo(微博/ウェイボー)広告とは、中国版Twitterと呼ばれているweibo(微博/ウェイボー)上で広告を出すことです。
中国本国のweibo(微博/ウェイボー)公式サイトの情報によれば、月平均のユーザー数は4.65億人、1日あたりの平均ユーザー数は2.03億と発表。月の平均ユーザー数が日本人の人口の約4倍もいると考えるとユーザーの多さがわかります。
なお、weibo(微博/ウェイボー)公式サイトの情報アカウントを保有している人を対象にすると8億人以上います。中華圏最大級の規模を誇るソーシャルメディアといっても過言ではないでしょう。
詳しいweibo(微博/ウェイボー)についての情報は以下の記事をご覧ください。
weibo(微博)とは?【2019年版】最新事情や機能、インバウンドにインフルエンサーの事例など中国版Twitterウェイボーを徹底解説
weibo(微博/ウェイボー)広告の効果やできることは?
主にweibo(微博/ウェイボー)広告を行うことで、以下の目的を達成することができます。
- 微博/Weibo公式アカウントのユーザーを増やす
- 商品や登録の獲得
- 動画の再生数
- アプリのインストール
- 来店促進
広告のイメージとしてはTwitter広告のようなイメージが近いかと思います。そのため、アプリの登録や会員登録、動画の再生、公式アカウントのフォロワー数を増やすなど、ライトなコンバージョンを目的とした商材が相性がいいと言われています。あとは、認知目的で、動画の再生数を増やしたり、いいねやリツイートの数を増やすなどを目的とした使い方がオススメです。
weibo(微博/ウェイボー)広告の種類(配信面)
WEIBO(微博/ウェイボー)広告の配信面の種類は以下になります。
- 検索ページ型広告
- 露出型広告
- フィード型広告
- ストーリー型広告
これらについて一つずつ深堀りしていきます。
検索ページ型広告
weibo(微博/ウェイボー)内にはDiscoveryと呼ばれる情報を検索するページがあります。その検索ページ内に広告を表示するのが検索ページ型広告です。検索ページ型広告でもいくつか種類がありますので紹介します。
検索ランキング広告
weibo(微博/ウェイボー)上で検索されているワードを検索ページで確認することができます。そのページ内の検索ワードランキングの中に広告を入れることができます。上記の赤線で囲んでいる部分が広告になります。
いわゆるネイティブ広告のように検索ランキングの中に自然に溶け込ませ、広告を表示することができる広告手法です。
検索ボックス広告
検索ページ内の検索ボックスにブランドキーワードを検索候補として表示させることができます。そのブランドキーワードを検索すると、関連ページや公式アカウントを表示させることができます。
検索ボックスに検索させたいキーワードを表示させます。
実際に検索すると上記のように公式アカウントやバナーが表示されます。
他にも特定のキーワードを検索すると動画広告を表示させることもできます。
中国の俳優兼歌手である「鹿晗」と検索すると
このように大画面で動画が流れます。
露出型広告
露出型広告とは、weibo(微博/ウェイボー)アプリを起動時に流れる広告のことを指します。上記の画像のようにweibo(微博/ウェイボー)を立ち上げると動画や画像、gifのアニメーションが流れます。以下の6パターンに別れています。
全画面動画表示タイプ
- WiFi環境下であらかじめユーザー端末にダウンロード
- 5秒表示
- 縦型全画面表示
- 通常ページボトムに表示される「微博」のロゴを消して全画面表示が可能
静止画タイプ
- 3秒表示
- WiFi環境下であらかじめユーザー端末にダウンロード
GIFタイプ
- 4秒表示
- WiFi環境下であらかじめユーザー端末にダウンロード
動画タイプ
- 4秒表示
- WiFi環境下であらかじめユーザー端末にダウンロード
全画面インタラクティブタイプ
- ランディングページと同一ページ設計
- 微博ロゴエリアをクリック無効にできる
- 動画版は未サポート
インタラクティブタイプ
- 黒半透明にてクリック可能エリアを表示
- リンク内注目ページやテキストに対応
- HTML5/公式サイトに対応
フィード型広告
weibo(微博/ウェイボー)のフィード画面に投稿できる広告手法です。画像素材があれば配信できるオーソドックスな手法のため、よく使われる広告です。フィード型広告が一番多くの配信フォーマットが存在し、10以上のフォーマットがあります。その中でもよく使われる3つのフォーマットを紹介します。
ブログカード形式
一番シンプルなブログカード形式です。一般の投稿に馴染んだ形で配信できるフォーマットです。
ビッグピクチャーカード形式
大きな画像と遷移先のランディングページが特徴的なビッグピクチャーカード形式です。ダイナミックに広告を表現できるのが強みです。
ビデオカード形式
こちらは動画を流せる形式です。近年、中国でも動画を広告に活用する企業が増えてきており、人気の配信フォーマットです。
ストーリー型広告
WEIBO(微博/ウェイボー)にもインスタグラムのようなストーリー機能があります。ストーリー面にも広告配信をすることができます。
weibo(微博/ウェイボー)の種類(ターゲティング)
フォロワーターゲティング
weibo(微博/ウェイボー)の強みであると言っても過言ではない、フォロワーターゲティング。特定の人をフォローしている人に向けて広告を配信することができます。また、類似配信も可能で、例えば、Aさんをフォローしているフォロワーに類似している人に向けて広告配信も可能です。
キーワードターゲティング
こちらもweibo(微博/ウェイボー)ならではのキーワードターゲティング。特定のキーワードをつぶやいている人に向けた広告ターゲティング手法です。
興味関心ターゲティング
特定の興味関心を持つ人に向けた広告ターゲティング手法です。
デモグラフィックターゲティング
性別や年齢でのターゲティング手法です。
地域データターゲティング
地域事に分けて配信するターゲティング手法です。中国では国土が広くさらに、住んでいる地域で所得差があったり、1級都市から5級まで別れています。そのため、地域ごとに配信ターゲットを分けることをオススメしています。また、weibo(微博/ウェイボー)では、日本に来日している中国人に向けて配信することも可能です。
weibo(微博/ウェイボー)の費用や価格
weibo(微博/ウェイボー)は配信手法によりCPM(1,000回表示あたりの金額)かCPF(一回あたりのフォローやいいねの値段)やCPC(一回あたりのクリック)で金額が変わります。また、地域ターゲティングをしていると、配信している都市事に金額が変わったりするため、一概にもどれくらいの費用がかかるかと言いにくい部分があります。
なお、最低5,000元(日本円で8万くらい)から配信が可能です。しかし、5,000元だけでは、効果検証するほどの金額もなく、最低でも月/50万〜100万くらいの金額を運用して行くほうがいいかと考えます。
また、代理店に依頼しないと配信が難しいです。代理店に依頼すると広告費用の20%〜30%の手数料がかかりますので、そのことも念頭に入れてプロモーションを行っていきましょう。
広告のリツイートは無料
weibo(微博/ウェイボー)の特徴として、リツイートされた広告には費用がかかりません。そのため、広告もいかにリツイートされるかを考えながら配信することが、拡散する上で重要になります。
weibo(微博/ウェイボー)を出稿する際の注意点
WEIBO(微博/ウェイボー)の公式アカウントがないと広告配信ができませんので、アカウントを解説しましょう。また、広告文を作る際も中国語が必要となります。また、WEIBO(微博/ウェイボー)広告はセルフサーブ方式(代理店を介さずに広告アカウントをあけること)はまだできないので、代理店を挟む必要があります。
weibo(微博/ウェイボー)広告運用や配信をしたい場合は代理店に依頼するのが無難
配信する商材の情報を中国語に翻訳したり、アカウントの解説をしたりなど、weibo(微博/ウェイボー)広告運用には、現在だとひと手間かかります。FacebookやTwitterなどのセルフサービスで配信することができませんので、やはり、中国向けの広告を扱っている代理店に依頼するのが無難なのではないでしょうか。
クロスボーダーネクスト社では、weibo(微博/ウェイボー)広告も取り扱いをしておりますので、ご興味ありましたら気軽にお問い合わせください。
[contact]
この記事へのコメントはありません。