中国KOLを依頼する際の注意点とは?価格や手順をまとめてみました

中国人KOLを活用し、インバウンド、越境マーケティングを成功させたい……。
しかしながら、中国人KOLを起用するのに
・どれくらい費用がかかるのだろう?
・どうやってKOLにお願いするのだろう?
・具体的にどうすればいいのだろう?

と価格帯や選び方など疑問に思うことが多いと思います。
そこで今回は、過去400件以上もの中国人KOLマーケティングに取り組んできた弊社クロスボーダーネクストが
中国KOLの費用感やお願いの仕方などを解説していきたいと思います。

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KOLを起用する目的を考える

KOLを起用する前に考えるべきことは、KOLを起用する目的を決めることです。ほとんどの場合は認知を獲得する目的でKOLに依頼することが多いでしょう。
また、KOLマーケティングは中国において認知を獲得することに非常に親和性が高いです。

また、近年の中国ではライブコマースも頻繁に行われるようになっていますので、ライバーと言われるライブコマースに特化したKOLを起用する日本企業も増えてきています。扱う商材との相性にもよりますが、
ライブコマースを行うことで認知から購入まで中国人の方々に働きかけることができます。

ライブコマースに関しては、商材との相性によりますので、一般的にはKOLマーケティングは認知を獲得することが得意な施策です。いずれにせよ、何のためにKOLマーケティングを取り組むのか、しっかりと目的を定めないと効果を最大化できません。

補足ですが中国ではSNSを使った情報収集が主流です。さらに訪日旅行に関して、その傾向が顕著に現れています。観光庁が調査している「訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計」によれば、中国人が旅マエに役立つ情報源として、SNSの投稿が1位となっています。

訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計より
訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計より

SNSでの情報収集が主流となっている中国をターゲットにするのであれば、SNS上で影響力を持つインフルエンサーやKOLを活用しない手はありません。

自社にあったKOLを選定する

自社にあったKOLを選ぶことが重要です。例えば、コスメに強いKOLに対して、日本の観光地を紹介してもらうことは、どうでしょうか?

全く関係性は無いとは言い切れませんが、得意分野のコスメよりはうまく紹介をすることができないでしょう。KOLにも得意分野があります。自社と親和性のあるKOL選定がカギになります。

また、余談ですが、KOLが自社商品やPRしたいもののファンになってもらえると、依頼をしていないのに自発的に紹介してくれることがあります。コスメや観光地などはそのような現象が多いと考えられます。特にオススメなのが観光地などはKOLに何度も来てもらえるように、期間を決めて何度がプロモーションをしてもらうような取り組みをするといいでしょう。

観光地などであれば、KOLが訪れる回数が増えれば増えるほど魅力を知ってもらい、KOLにその観光地のファンになってもらい、自発的に発信をしてくれるケースもあります。

KOLには3パターンある

KOLは3パターンあると考えております。下記にて紹介しますので自社にあうKOLは下記の3パターンのどの部分に合うのか考えてみましょう。

トップKOL

トップKOLは大きなファン規模とアピール力を持っています。コストもかかりますが、早期に注目を集めることが可能です。
フォロワー数:100万以上

ミドルKOL

ミドルKOLはコストパフォーマンスが良く、主力マルチチャンネルをカバーしてマーケティング情報を伝播することができます。
フォロワー数:10〜100万

マイクロKOL

マイクロKOLの影響力とコンテンツ創作力は限られていますが、補強的なルートとして、マーケティング情報をさらに拡散させることができる。
フォロワー数:10万以下

KOLに依頼する際の価格は?

みなさんが一番気になるであろうKOLに依頼する際の価格帯。結論から言いますと、かなり変動性があり数十万〜数千万クラスになるケースもあります。マイクロインフルエンサーの場合数万円から、特定のジャンルに強みを持つトップKOLクラスですと、数十万円、芸能人級の影響力を持つTOPクラスになると数千万円かかることもあります。目的と期待効果によりますが、目安として数十万円〜の予算を見ておいたほうがよいでしょう。

また、中国人のこちらも余談ですが、価格を安くする秘訣としては、KOLとの間に挟む仲介を無くせば無くすほど金額は安く抑える事ができる可能性があります。仲介人が増えれば増えるほどマージンが発生するので必然ですね。

中国人KOLに依頼する場合、国内の大手代理店→中国の代理店→KOLマネジメント事務所→KOLというように間に沢山プレイヤーが挟む可能性があるので費用が加算してしまうケースがあります。

弊社クロスボーダーネクストであれば、人気のKOLを直接マネジメントしており、直接KOLに依頼する事ができるためコストパフォーマンスよく依頼できます。

弊社が運営しているKOL事務所についてはこちら↓

KOLにプロモーションを依頼するには?

それでは具体的にKOLプロモーションに取り組むにはどうすればいいでしょうか?依頼方法などをまとめてみました。

KOLに直接を依頼する

KOLに直接依頼することもできます。もし可能であれば、直接依頼することもおすすめします。しかしながら、KOL選定から依頼と効果の調査を自社だけで取り組もうとすると非常に手間がかかります。中国語でのやり取り、中国の商習慣を理解しながらのコミュニケーション。慣れていない方だと非常に手間がかかります。

MCNなどの中国KOLやインフルエンサー事務所に依頼する

おさらいですが、MCN(マルチチャンネルネットワーク)とは、インフルエンサーやKOLをマネジメントする事務所のようなものです。日本だと近年、上場を果たしたUUUMなどが有名であり、ヒカキンやはじめしゃちょーが所属しています。

こういったMCNに依頼をすることもできます。MCNに依頼するメリットは
・KOLの選定から手伝ってくれる
・マネジメントや施策のレポーティングを代行してくれる
・KOLとのコミュニケーションが取りやすくなる
などなどがあります。MCNにはKOLマーケティングのノウハウが蓄積されているので、MCNに依頼したほうが失敗は少ないでしょう。

良い中国KOLMCNの見分け方

・実績が多いか?
・最新の中国SNS事情を把握しているか?
・レポーティングがしっかりしているか?
・やり取りがスピーディーであり、中国と日本の商習慣の違いを理解しているか?
・中国と日本のトレンドを把握しているか?

などなどこれらが上げられます。上記はほんの一部に過ぎません。やはり、実際にお会いして話を聞いてみることをオススメします。

KOLマーケティングへの取り組みは慎重に!しかし、時には大胆にチャレンジも必要、自社に合うKOLマーケティングのパートナーを見つけよう

近年では、中国でのメインのマーケティング手法となりつつあるKOLマーケティング。ここでは注意点や価格について述べましたが、実際の取組みになると変わってくる部分も多いです。そのため、時には大胆にチャレンジすることも重要です。その際のパートナーとなるような企業を見つけることをオススメします。

クロスボーダーネクストも様々なKOLマーケティングに取り組んでいますのでご興味ありましたら気軽にご連絡ください。

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