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【2024年】小紅書(RED)日本企業の最新事例とは?

近年、小紅書(RED)の活用しインバウンド対策している日本企業が増えています。
本記事では日本企業で小紅書(RED)を活用している企業の事例を紹介していきます。

小紅書(RED)とは?

小紅書(RED)は、「世界中の良いモノが見つかる」がメインコンセプトの、中国最大級のソーシャルコマースプラットフォームです。

2014年にECを開始し、現在ユーザー数は3.5億人以上です。情報感度の高い若年層が多く、全ユーザー数のうち80%が1990年代生まれで占められており、さらにその半数が1995年以降生まれです。日常生活にまつわる口コミ投稿型のSNSであり、直接商品を購入することが可能なEC機能も備えています。気になった商品や行きたい場所をREDで検索することが一般化しており、消費行動に大きな影響を与えています。

実はインバウンド対策で注目を浴びている小紅書(RED)

中国では何かを調べる時、検索エンジンよりもSNSが使われることが多く、小紅書(RED)も例外ではありません。


タグをクリックすると、タグに紐付いた情報ページに飛ばすことができます。

REDは力バ一写真や動画が大きく表示されるため、視覚的にすぐ食べ物や観光地について理解でき、行きたくなったらタグをクリックして情報を調べることができます。
そのため、グルメや観光地の情報を発信する媒体としても非常に使いやすく、人気の日本旅行Plog、Vlog系投稿、景観系投稿などと相性が良いため、インバウンド対策で注目を浴びています。

特に、ユーザーにとって実用的な「日本を訪れた際に買うべきお土産ランキング」や「日本に来たら必ずやるべきことランキング」のような投稿が多くのエンゲージメントを集めています。

REDについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

【最新】中国発SNS型ECアプリ小紅書(RED) とは? 中国インバウンド対策の事例も合わせて紹介

日本企業の小紅書(RED)活用事例5選

ここからは、小紅書(RED)において中国人ユーザーの間で高い知名度を得ることができた日本企業の活用事例を紹介します。
高いエンゲージメントを集めている投稿形式やハッシュタグの特徴を見ていきましょう。

日本企業事例①ドン・キホーテ

公式アカウントフォロワー数16.6万人
Like数とお気に入り数の総数71.1万
1投稿あたり平均Like数3,883
1投稿あたり平均お気に入り数1,065
投稿形式動画95%・テキスト画像5%
人気なハッシュタグ#办公室零食 #养生日常 #打工人日常 #日本的生活

特に高いエンゲージメント数を獲得した投稿のタイトルは「アルバイトで疲れた人向け オフィス必須アイテム5選」です。
日本旅行で店舗に訪れた際のマストバイアイテムを紹介している投稿が人気を集めました。

日本企業事例②スギ薬局

公式アカウントフォロワー数6.7万人
Like数とお気に入り数の総数25.6万
1投稿あたり平均Like数284
1投稿あたり平均お気に入り数251
投稿形式動画70%・テキスト画像30%
人気なハッシュタグ#日本旅游 #日本旅游攻略 #记录生活

特に高いエンゲージメント数を獲得した投稿のタイトルは「日本旅行で注意すべき8点」です。
単にブランドの宣伝をするだけではなく、中国人観光客の視点で必要な情報を発信しているのがポイントです。

日本企業事例③JETRO

公式アカウントフォロワー数1.5万人
Like数とお気に入り数の総数1.6万
1投稿あたり平均Like数28
1投稿あたり平均お気に入り数7
投稿形式テキスト画像100%
人気なハッシュタグ#我的文具分享 #夏日好物 #好物推荐

特に高いエンゲージメント数を獲得した投稿のタイトルは「2024日本文房具ブランド展のお知らせ、プレゼント企画」です。
小紅書(RED)上で応募可能な抽選プレゼント企画は、小紅書(RED)でよく企画されています。認知度とブランドへのロイヤリティをどちらも高められる施策です。

日本企業事例④ビックカメラ

公式アカウントフォロワー数4252人
Like数とお気に入り数の総数6,150
1投稿あたり平均Like数73
1投稿あたり平均お気に入り数51
投稿形式動画40%・テキスト画像60%
人気なハッシュタグ#日本旅行 #去日本买什么 

特に高いエンゲージメント数を獲得した投稿のタイトルは「空港までの配送サービス」です。
インバウンド観光客向けサービスを発信するのに小紅書(RED)は最適です。

日本企業事例⑤三越伊勢丹

公式アカウントフォロワー数1.2万人
Like数とお気に入り数の総数3.6万
1投稿あたり平均Like数149
1投稿あたり平均お気に入り数65
投稿形式動画70%・テキスト画像30%
人気なハッシュタグ#日本旅行 #在日本的生活 #爆改

特に高いエンゲージメント数を獲得した投稿のタイトルは「日本のKOLをモデルにスーツで爆改(ビフォーアフター)動画」です。
KOLとコラボレーションした見ていて面白い投稿は特にエンゲージメントを獲得しやすいです。

まとめ

今やトレンドを把握するには必須アプリと言われるRED。「中国マーケティングをしたい!」と考えるならREDは外せないツールとなっています。

小紅書(RED)のプロモーションではフォロワー数より、Like数、ブックマーク数をいかに獲得し、関連キーワードの検索画面に収録されるかが重要です。

まずは、小紅書(RED)内で口コミを沢山投稿してもらうことが、プロモーションの鍵となります。
クロスボーダーネクスト社では、小紅書(RED)内のKOLを1,000名以上マネジメントしています。KOL達を起用した口コミプロモーションの依頼も受け付けています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【2024】おすすめ小紅書(RED)運用代行会社はコレ!運用代行の選び方から解説

 

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クロスボーダーネクスト株式会社編集部 クロスボーダーネクスト株式会社編集部
Cross-Border Next, Inc.クロスボーダーネクスト株式会社。2016年に創業し中国マーケティングやSNS、KOLマーケティングなどを中心にこれまで400社以上の企業を支援
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