中国のゴールデンウィークはいつ?期間や過ごし方を紹介!
日本では4月29日の「昭和の日」から始まるゴールデンウィーク。実は中国にも、日本のゴールデンウィークと同じ時期に連休があるのです。
この記事では中国のゴールデンウィークの期間や過ごし方について紹介していきます。
最近の旅行の変化についても解説しているので是非最後までチェックしてください!
中国語でゴールデンウィークは何という?
ゴールデンウィークは中国語では「黄金周」といいます。また、休みが5月1日の労働節から始まることから「五一」とも呼ばれています。
労働節は毎年5月1日と定められており、その前後の休暇を合わせて黄金周としています。年によって祝日の連休数は異なりますが、毎年約1週間の休暇が与えられます。
労働節、いわゆる「メーデー」「International Workers’ Day」は、国や社会に貢献した労働者を労う目的で制定され、1886年5月1日にアメリカの労働組合が統一ストライキや労働運動を行ったことが起源とされています。
中国では、「労働節」を重視し、優秀な労働者に「五一労働奨章」を授与して表彰する記念行事があります。
2022年は北京オリンピック公園管理委員会を始め、幼稚園の園長や消防局長、教師に医師など966名が表彰されました。
2023年の中国ゴールデンウィークの期間は?
2023年の中国ゴールデンウィークは4/29~5/3の5日間です。
労働節以外にも国が定めた休日はいくつかあります。
中国で一番盛り上がる祝日である春節(旧暦1月1日)、中国の建国記念日であり秋の大型連休である国慶節など。どの祝日にもそれぞれ伝統的な風習があります。
中国の祝日についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
中国人はゴールデンウィークをどう過ごす?
中国ではこの休暇を利用して外出したり、海外に行く人が多くなり、また日本のゴールデンウィークと時期が重なるため、有名な観光地はかなり混雑します。
2020年から2022年までは新型コロナウイルスの影響で旅行に行く人も減りましたが、各国で旅行者の受け入れ再開や規制の緩和がされたことにより、中国では2023年ゴールデンウィークの海外旅行予約数が2022年に比べ19倍まで上昇しました。
中でも中国から気軽に行き来できる国は旅行地として人気が高く、タイ、シンガポール、韓国、マレーシアに並んで日本も人気旅行地トップ10にランクインしています。
旅行の目的は“爆買い”ではなくなった?
2023年3月、日本は中国からの入国者に対する水際対策を緩和し、中国からのインバウンドが本格化し出しました。
また、中国人の訪日旅行傾向の変化として個人旅行が7割と逆転し、リピーターが増えたことがあります。この変化は中国人の消費の仕方にも影響を与え、従来の“爆買い”から、本当によいものを自分のために買う、といった消費の仕方に変わってきたのです。
行楽ジャパンが22年11月に「5年マルチビザ保持者(富裕層)」に対して実施したアンケート調査によると、「化粧品」、「ブランドの服・アクセサリー」、「酒類」などの回答が多く、ほかに「お菓子」「自分が好きなもの」「スキー用品」などが買いたい物にあがりました。いずれも大量買いを目的としたものではなく、個人の趣味に合う消費であることが分かります。
SNSでお土産リサーチは必須!
中国版Instagramと言われているRED(小红书)では、日本旅行をした中国人により「日本で買うべきもの」というタイトルで日本商品を紹介する記事が数多く投稿されています。
お土産として人気のスイーツからアニメグッズまで、様々な商品が詳しい解説付きでオススメされており、中には1万を超える「いいね」と「コレクション」がされた投稿もあります。
とくに基礎化粧品、目薬、などドラッグストアでの購入品を紹介している投稿が多く見られます。
中国の渡航者に対する水際対策が緩和されてから初の長期休暇がゴールデンウィークです。
コロナ禍の影響で3年以上、日本に行けなかった分、日本旅行に対する期待は高まっています。
訪日予定の中国人消費者に対して、日本の商品の認知度を高めるためには中国市場でのブランディングを確立することや、中国のSNSを活用することが重要なポイントになります。
まとめ|中国のゴールデンウィークは黄金周!2023年は4月29日から5月3日まで
中国ではゴールデンウィークのことを「黄金周」と言います。中国の大型連休である「春節」「国慶節」と同様、中国人はゴールデンウィークの時期に海外旅行に出かけます。
今年の中国ゴールデンウィークは4月29日から5月3日!訪日中国人観光客に日本の商品をアピールするチャンスです!
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訪日予定の中国人消費者に対して、“日本で買うべきもの”として商品の認知度を高めましょう!
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また、弊社では、小红书(RED)、微博(Weibo)、微信(wechat)を始めとする中国SNSの運用代行を行っております。興味のある方はこちらより資料をダウンロードください。
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