【最新版】中国WEB広告事情や特徴|SNS広告も徹底解説
中国向けにWEBマーケティングをしたい
中国向けのWEB広告を検討している
中国のWEB広告事情を知りたい
と考えているインバウンド担当者向けにこの記事は書いています。
弊社、クロスボーダーネクスト社は400社以上の中国プロモーションを支援してきており
その中で培ったノウハウや中国事情をこの記事紹介します。
【最新版】中国人のWEB上での行動の傾向とは?
中国人向けにWEB広告を出すのであれば、まずは中国人のWEB上での動きを把握しなければなりません。中国人のWEB上での行動の傾向を紹介していきます。
中国人は口コミを重要視する
観光庁が調査している「訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計」によれば、中国人が旅マエに役立つ情報源として、SNSの投稿が1位となっています。SNSで口コミを調べて情報収集する習慣があります。
偽物が多いため、仲間内に情報を確認する習慣がある
中国では、昔から偽物商品が多く出回ります。それは中国人も困っているほどです。そのため、仲間内で買う前に相談したり、口コミを聞くことが多いと言われています。また、損得勘定が強い人が多いため、損したくありません。身内の仲間に相談をしてから商品を買うことがいいと言われています。だからこそ、口コミを重要します。
中国の最新情報は百度バイドゥよりもWeiboウェイボーなどのSNSで検索する傾向に
中国では最新情報を知るために、Weibo上で検索をすることが多くなってきました。Weiboでは様々な人がリアルタイムで色々な投稿をしています。検索機能も優れているので最新の情報を知るためには適した媒体になっています。
Weibo上で話題になり、それがマスメディアで紹介され人気の商品になることも多いのが事実です。日本だと電車の遅延情報などをTwitterで検索するように最新の情報はSNSを介して取得することが多くなっています。
検索エンジンからのコンバージョンが日本よりも少ない
検索エンジンに聞くより、仲間内、コミュニティに意見を聞くため、検索エンジンで探してその場で購入することが少ないと言われています。また、淘宝網(taobao)中国のメルカリのようなサービス内で検索し購入することが多いです。
検索エンジンからのコンバージョンを狙うなら指名キーワードでの検索を増やすことが重要
検索エンジンからのコンバージョンを増やすためには、商品名やブランド名での「指名キーワード」での検索数を増加させる必要があります。そのために、商品を認知させる施策が重要になります。また、公式サイトや公式アカウント上から商品を購入させるメリットが無ければ行けないでしょう。公式サイトで買うと最安値で買えるなど。
【最新版】中国WEB広告の種類と特徴を解説
中国人のWEB上での動きを把握した所で、
次は具体的に中国WEB広告媒体の特徴や種類を紹介していきます。
中国のリスティング|百度(Baidu)広告
まずは、中国のリスティング広告である百度(Baidu)広告。中国版Googleと言われている百度(Baidu)社が提供しております。キーワードを購入し、検索した時に広告が出せたり、百度(Baidu)が提携しているウェブサイト上にディスプレイ広告が出せたりと、Google 広告と同じような形で広告が出せます。
以下では百度(Baidu)広告の代表的な広告の種類を紹介します。
百度(Baidu)リスティング広告
こちらは、インターネット上で情報を探す時、検索結果画面に表示される広告です。特定のキーワードを購入し、ユーザーが検索した際に広告が表示され、クリックした時に広告費が発生します。
まさに、Google広告の中国版と言えるでしょう。キーワードのオークション形式もGoogle広告と似ており、キーワードを部分一致や完全一致などで入札できます。Google広告を運用したことがあり、中国語がわかるのであれば十分、運用ができるでしょう。
百度(Baidu)アドネットワーク広告
こちらは百度(Baidu)版、ディスプレイ広告になります。リマーケティング配信や性別、年齢、興味など様々なターゲティングで配信ができます。配信面も数多くあり、百度(Baidu)と提携しているアプリやウェブサイトにディスプレイ広告が配信できます。インプレッション課金やクリック課金など配信メニューに合わせて課金体系を選ぶことができます。
百度(Baidu)インフィード広告
百度(Baidu)の検索アプリや掲示板アプリ内にインフィード型で広告が配信できるのが、百度(Baidu)インフィード広告です。こちらはクリック課金制で配信が可能です。百度(Baidu)の検索アプリだけでも1日1.2億人も利用しており、情報を求めている中国人に効率よくアプローチできます。
百度(Baidu)ブランドリンク広告
こちらはブランド名で検索した際に表示される百度(Baidu)広告特有の広告メニューです。例えば、弊社、クロスボーダーネクスト社がブランドリンク広告を出した場合、「クロスボーダーネクスト」と検索したユーザーに対して、検索画面上で大きくアピールできる広告です。
他社が「クロスボーダーネクスト」で入札をしてきた時に競合に流入が流れることを防ぐことができます。
百度(Baidu)広告の出稿方法
百度(Baidu)は日本からでも広告出稿が可能であり、百度(Baidu)の日本法人から出稿ができます。一方、中国語や百度(Baidu)広告に精通していないと成果を出すことが難しいので、百度(Baidu)広告の正規代理店に依頼をすることを推奨します。
中国のSNS広告|WeChat(微信/ウィチャット)広告
中国版LINEであるWeChat(微信/ウィチャット)の広告であるWeChat(微信/ウィチャット)広告。
LINE広告と同じようなイメージを持っていただければと思います。
以下の記事でWeChat(微信/ウィチャット)広告を詳細の説明しています。
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/4505″]
今回は上記の記事から抜粋しWeChat(微信/ウィチャット)広告の代表的な3つの種類を紹介します。
WeChat(微信/ウィチャット)広告|朋友圈广告(モーメンツ広告)
微信/WECHATのモーメンツとは、LINEのタイムラインのようなものです。つまり、朋友圈广告(モーメンツ広告)とはモーメンツ上に出せる広告です。
WeChat(微信/ウィチャット)広告|公众号广告(公式アカウント広告)
公众号广告(公式アカウント広告)とは、微信/WECHAT公式アカウントページ上に、公式アカウント上の記事に類似した形式で、記事の底部や中間部にバナー広告を掲載できる広告です。
小程序广告(ミニプログラム広告)
小程序广告(ミニプログラム広告)とは、その名の通り、微信/WECHATミニプログラム上に広告が出せる配信手法です。ミニプログラムについては以下の記事で紹介しています。
WeChatミニプログラム(微信小程序)とは?作り方、使い方、開発からインバウンド活用事例を解説
中国のSNS広告|weibo(微博/ウェイボー)広告
中国版Twitterのweibo(微博/ウェイボー)の広告であるweibo(微博/ウェイボー)広告。
Twitter広告と類似している点も多いのが特徴です。
以下の記事でweibo(微博/ウェイボー)広告の詳細を説明しています。
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/4679″]
今回は上記の記事から抜粋しweibo(微博/ウェイボー)広告代表的な4つの種類を紹介します。
WEIBO(微博/ウェイボー)広告|検索ページ型広告
WEIBO(微博/ウェイボー)の検索ページ内に広告を表示できるのが検索ページ型広告です。検索ランキング状や検索ボックスなど様々な所にクリエイティブやキーワードを配信できます。
WEIBO(微博/ウェイボー)広告|露出型広告
露出型広告とは、weibo(微博/ウェイボー)アプリを起動時に流れる広告です。上記の画像のようにweibo(微博/ウェイボー)を立ち上げると動画や画像、gifのアニメーションが流れます。
WEIBO(微博/ウェイボー)広告|フィード型広告
weibo(微博/ウェイボー)のフィード画面に投稿できる広告手法です。画像素材があれば配信できるオーソドックスな手法のため、よく使われる広告です。
WEIBO(微博/ウェイボー)広告|ストーリー型広告
WEIBO(微博/ウェイボー)にもインスタグラムのようなストーリー機能があります。ストーリー面にも広告配信をすることができます。
中国のSNS広告|tiktok広告
日本でも中高生を中心に人気が出ているTIKTOK。もちろんで中国本土でも広告は出せます。日本でも最近はTIKTOK広告を出す、企業も増えてきました。代表的な2種類の広告手法を紹介します。
起動画面広告
TIKTOKを起動した際のTOP画面に表示される広告です。
インフィード広告
TIKTOKで再生される動画と一緒に流れてくるのがインフィード広告です。
中国のインフルエンサー広告
口コミを信用する中国人の気質にあったのがインフルエンサーを活用した広告です。
様々なインフルエンサーがおり、自社にあったインフルエンサーを起用し商品を紹介することが重要になります。主にインフルエンサーは、Weiboに動画や記事を投稿し宣伝してくれます。
インフルエンサーの種類などについては以下の記事にて詳細に説明しています。
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/2530″]
今回は中国インバウンド対策に活用できるインフルエンサーを2名紹介します。
林萍在日本(リンピンザイリーベン)
在日中国人インフルエンサーでもTOPの影響力を持つ林萍在日本(リンピンザイリーベン)。近年では日本側でも人気が出ており、NHKやTBSなどのニュース番組でも取り上げられるほど。日本で流行っている商品や観光地などを中国人にわかりやすく紹介することが得意の在日中国人インフルエンサーです。
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/1952″]
小希在日本(シャオシーザイリーベン)
東京在住の中国人インフルエンサーである小希在日本(シャオシーザイリーベン)。東京在住の強みを活かし、東京の最新情報を中国人の方々に向けて発信しています。
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/2168″]
中国のインフルエンサー広告|小紅書(RED)
近年ではWeiboで投稿するだけではなく、AmazonとInstagramが融合したSNS型ECアプリと言われる小紅書(RED)上にインフルエンサーが投稿し口コミを増やす方法があります。
中国人の人々は欲しい商品を見つけたら小紅書(RED)上で口コミを検索してから購入する傾向があります。特にコスメやバックなどはその傾向が強いです。
小紅書(RED)については以下の記事で詳細を説明しています
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/1912″]
中国向けにWEB広告を検討しているならまずはプロに相談を
中国向けのWEB広告について説明しましたが、実はこれら以外にも様々な手法があります。中国人でないと知らない手法などまだまだたくさんあります。弊社は中国人スタッフがメインでそのほとんどが日本語を理解し、中国と日本、両方の文化や背景を理解しています。もちろん最新の中国WEBマーケティングにも精通しています。これまで400社以上の中国プロモーションを支援してきました。もし、中国向けのマーケティングにお困りがあれば気軽にご相談ください。
以下から弊社の中国マーケティング事業の支援領域や実績を確認いただけます。
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e4%ba%8b%e6%a5%ad”]
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