【中国トレンド2020】日本の「忘年会」文化は中国には存在しない!:12月度中国SNSでバズった投稿6選
訪日中国人向けインバウンド対策ではSNSの活用は必須と考えられます。なぜならば、観光庁が発表している「訪日外国人消費動向調査、2018年年間値の推計」によれば、中国人が旅マエに役立つ情報源として、SNSの投稿が1位となっています。つまり、大多数の中国人の方々はSNS投稿を見て日本旅行の情報収集をしていると言えるでしょう。
しかしながら、「中国SNSを活用して、どのような発信をしたらいいのかわからない」というような、課題を持たれている方々も多いのではないでしょうか。
そこで今回は中国人に刺さるSNS投稿の切り口について、12月度、弊社がマネジメントしている中国人インフルエンサーの投稿を参考に解説をします。
PR:中国インフルエンサーやKOLを活用したプロモーションをしませんか?
これまで400社以上の中国インフルエンサーやKOLを活用したプロモーションを支援してきたクロスボーダーネクストのインフルエンサーマーケティングのノウハウやサービス概要資料を無料でプレゼント中。下記よりダウンロードください。
KOL資料
[contact]https://www.cbn.co.jp/kol_marketing_dl[/contact]
中国SNSweibo上でバズった12月度の投稿6選を発表!
弊社、クロスボーダーネクスト株式会社(以下、クロスボーダーネクスト)がマネジメントしている中国人インフルエンサー達が、中国版Twitterと呼ばれるweibo上で投稿しバズった記事を紹介します。
また、今から紹介する投稿がバズった理由も合わせて解説をしますので、これらの投稿を参考に日々の中国向けSNSの発信の切り口について参考になれば幸いです。
なお、クロスボーダーネクストでは日本情報を発信する中国人インフルエンサーに特化したMCNを運営しております。MCNとは平たくまとめると、インフルエンサーをマネジメントする事務所です。
クロスボーダーネクストMCNでは、日本情報を発信する中国人インフルエンサーが100人以上おり、日々数多くの情報を以下のような中国人向けSNSで発信しています。
中国版Twitterであるweibo(ウェイボー)や中国版LINEであるWeChat(ウィチャット)、日本でも流行っているTikTok(ティック・トック)、中国版インスタグラム+アマゾンと言われる中国発SNS型ECアプリ「小紅書(RED)」。
以下、5名の中国人インフルエンサーの投稿を紹介していきます。
小希在日本(シャオシーザイリーベン)
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/2168″]
七日野鬼(ナノカノオニ)
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/1936″]
林萍在日本(リンピンザイリーベン)
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/1952″]
良品志(LPZine)
[blogcard url=”https://www.cbn.co.jp/archives/2042″]
日本の「忘年会」文化は中国には存在しない!
日本では、ほとんどの会社で年末に忘年会が催されていますが、中国にこの文化は存在しません。
上記の画像は、クロスボーダーネクストが運営しているMCNに所属する林萍在日本(リンピンザイリーベン)が実際に忘年会の取材をした動画をWeiboに投稿したものです。
中国にはない日本の文化に興味を持つ中国人は多く、この投稿には475件ものコメントが寄せられました。
中国では、このように会社全体での催しものをする文化がないので、このようにな日本文化について素晴らしいと賞賛する声が多く寄せられました。
根強く愛されるスタジオジブリ作品
昨年、日本での公開から18年を経て、中国で「千と千尋の神隠し」が公開されました。
中国では映画の規制が厳しい中、子供時代にDVDやダウンロードした海賊版を通して子供時代にこの映画を見て育った人が多く、スタジオジブリ作品は根強く愛されています。
多くの人が待望していた中国上映は、なんと公開3週間で興行収入4.72億元(約74億2000万円)を突破し、大ヒットを記録しました。
クロスボーダーネクストが運営しているMCNに所属する林萍在日本(リンピンザイリーベン)がWeiboに投稿したこちらの記事では、スタジオジブリグッズを販売している「どんぐり共和国」を紹介しました。
シェア数558 コメント数635 いいね数1854 もの反響があり、ジブリ作品の人気が見て取れます。
日本旅行に慣れた観光客にはローカル情報が人気
こちらは、クロスボーダーネクスト社に所属する七日野鬼(ナノカノオニ)が配信した、「青春18切符」のポスターキャッチコピーを紹介した記事です。
数年前に日本で話題になった団体中国人観光客の「爆買い」消費行動は下火になり、現在主流となっているのが個人の「体験」を重視した旅行です。
何度も日本を訪れている中国人観光客の間で、このようなローカル線や、ノスタルジックな日本風景に興味を持つ人が増えてきています。
このようなディープな情報を発信しているアカウントはまだまだ少ないので、先に発信することが大切です。
「映え」写真に夢中な中国人女性たち
こちらは、クロスボーダーネクスト社に所属する小希在日本が「2019年冬のイルミネーションスポット」を紹介している投稿です。
多くの中国人がWechatやWeiboに投稿するために「映え」写真を撮りたいと思っています。
中国にもイルミネーションスポットはあるものの、日本ならではの繊細なデザインに惹かれる観光客が多いようです。
この記事では、開催期間や点灯時間も詳しくまとめてあるのでたくさんの反響がありました。
いちご体験が中国人に大人気!
こちらは、クロスボーダーネクスト社に所属する在日本 In Japanが配信した「日本苺の品種」を紹介した記事です。
日本の苺は中国のものに比べかなり高価ですが、その値段にふさわしい味だと話題になり、日本を訪れた際にいちご狩りを体験したいと考える中国人が増えてきています。
中国では農作物の残留農薬が問題となっており、日本のいちご狩り体験のように摘み取ってそのまま口に入れられるという体験自体が新鮮なようです。
最近は団体旅行客より、個別の家族旅行客が増え、このように家族で安心して楽しめる体験型観光地が人気です。しっかりと流行を把握し、ニーズに合った発信をすることが大切です。
日本の福袋は中国でも大人気
こちらは弊社が運営している訪日中国人向けメディア良品志(LPZine)で日本のお正月セール情報を紹介した記事です。
日本の免税店では中国国内よりも安く、良質な商品を購入できるとして、多くの観光客がショッピングを楽しんでいます。
そして、年末年始の時期に日本を訪れる中国人観光客のなかには、日本の商店で売り出される福袋を目当てにして来る人も少なくないといいます。
日本の福袋は当たりが多いと中国人の間で話題になっており、このような年末年始セール情報は非常に喜ばれました。
中国人のニーズを把握し、情報を発信していこう
近年の中国のSNSを分析していると下記のような傾向が感じられます。
・日本旅行のディープな攻略情報が反応がいい
・日本で話題になっていることが中国でも話題になりやすい
・いまでも化粧品系の情報は人気
これらは以外にも分析をしていると見えてくるものがありますが、今回の記事では全部を伝えることはできませんでした。今後も定期的に中国向けSNSで反応が良かった投稿を伝えていき、中国マーケティングの参考にしていただければ幸いです。
また、中国向けSNS運用やプロモーション、KOLやインフルエンサーマーケティングなどの困り事がありましたら気軽にご相談ください。
PR:中国インフルエンサーやKOLを活用したプロモーションをしませんか?
これまで400社以上の中国インフルエンサーやKOLを活用したプロモーションを支援してきたクロスボーダーネクストのインフルエンサーマーケティングのノウハウやサービス概要資料を無料でプレゼント中。下記よりダウンロードください。
KOL資料
[contact]https://www.cbn.co.jp/kol_marketing_dl[/contact]
この記事へのコメントはありません。