中国の雑誌を知りたい!中国科学雑誌≪博物≫を紹介!
皆さんは普段雑誌を読みますか?では、中国の雑誌はどうでしょうか。
中国では日本と同じくファッション雑誌、旅行・レジャー雑誌、教育雑誌、など多くの雑誌が発行されています。
今回はその中でも雑誌≪博物≫を取り上げて紹介します。
この記事では中国の雑誌広告についても触れているので見逃さずチェックしてくださいね!
中国雑誌≪博物≫とは?
中国雑誌≪博物≫とは、「中国国家地理」が出版している青少年向けの科学雑誌です。
2004年に創刊されると、月間発行部数は53万を超え、今や1500万人を超える人々に愛される雑誌となっています。
掲載内容は天文や地理、人文や芸術など様々なテーマを扱っています。
キャッチコピーは“博学成就梦想,知识改变人生”(博学は夢を叶え、知識は人生を変える)
現在では科学雑誌以外にもニューメディアや文化創造、各国の自然豊かなスポットを紹介する旅行関係など様々な分野で事業を広げています。
各SNSの合計フォロワー数は1600万人以上、特にWeibo(微博)は1290万人を超えるフォロワー数がいることから中国で人気の高い雑誌であることが伺えます。
中国雑誌≪博物≫の内容紹介
中国雑誌≪博物≫は中国国内初の青少年向け自然史雑誌であり、オリジナリティにこだわり、幅広い分野の知識を一冊の雑誌の中に取り込んでいます。
人気の特集は「博物館職員の声」「中国の鳥と動物」「怪獣と神々の秘史」などどれも興味が引き立てられる内容ばかりです。
中国雑誌≪博物≫の特徴はなんといっても専門的でレアな情報の発信、堅苦しい内容だけではなくユーモアのある内容もあること。また、内容だけでなく毎ページ魅力的でこだわりぬかれたデザインや写真があることで読みやすく、学びやすい雑誌になっています。
中国雑誌≪博物≫が地方自治体のインバウンド集客に最適?
雑誌≪博物≫では、中国国内にとどまらず世界各国の自然あふれるスポットを紹介しています。
読者やファンに実際に現地を訪ねてもらい知識を増やし、前向きな人生を送ってもらいたい!という願いから、専門家が選び紹介する自然あふれるスポットは、既に有名な場所だけではなく、今はまだ多くの人に知られていない場所であっても、魅力があれば惜しみなく紹介してくれます。
なぜ雑誌≪博物≫が地方自治体のインバウンドに最適?
昨今、中国人観光客は自然豊かでリラックスできるスポットを旅行先として選ぶ傾向が高まってきています。
中国人観光客が訪れたい日本の自然の美しさを味わえる隠れた名所をアピールするためには、中国市場に向けた発信が必要になります。
沢山の中国人に愛される雑誌≪博物≫に日本の秘境を紹介してもらうことで、多くの中国人観光客が日本の自然を求めてその地に訪れる可能性が非常に高くなります!
なんと、今年中にも、≪博物≫の取材班が日本で新たに取材をするという噂があるのです!
ぜひこの機会に中国メディアに日本の自然の素晴らしさをアピールしましょう!
中国雑誌≪博物≫のコラボ事例
中国雑誌≪博物≫はこれまで分野を問わず多種多様な企業とコラボをしてきました。
例えば、中国のアニメ作品《狐妖小红娘(縁結びの妖狐ちゃん)》とのコラボの際には人間と妖狐が共存しているストーリーに乗っ取り、アニメキャラクターの妖狐の髪色から「この妖狐のモデルはこのキツネだ」「アニメの中のあの植物はこれがモデルとされている」など、自然に興味がある人だけでなくアニメファンまでも引き付ける内容を発信し、話題となりました。
多くのファンの目に留まる≪博物≫の雑誌広告
月間発行部数53万部を超え、1500万人以上の人々に愛されている≪博物≫には、ジャンルを問わず様々な企業の広告が掲載されています。
例えば、化粧品ブランドのLANCOME、玩具会社のLEGOや映画の広告の掲載事例があります。
多くの人の目に留まるため、ブランド認知度向上にはピッタリです!
さらに、≪博物≫はコンバージョン向上のために多様な広告掲載方法を用意しています。
読者の“気になる”にピンポイントで答える公式SNSもチェック必須!
中国雑誌≪博物≫は紙媒体だけでなく、微博(Weibo)やWechat公式アカウント、抖音(中国版TikTok)などのSNS上でも同じく多くの人の興味・関心を引く情報を発信しています。
例えば、「昔の人はどうやって猫を飼っていたの?」「打ち上げられたクジラに出会ったらどうする?」「驚愕!ヤギがヒヨコを食べた!?」このような多くの人が“言われてみればなんで?”“理由が気になる!”となる内容の投稿が多くされています。
以下に各SNSの投稿をいくつか紹介します。
微博(Weibo)
あるユーザーが≪博物≫の公式アカウントに、家にやってきた1羽の鳥の種類について質問し、それについてユーモアに回答しています。
投稿内容(一部抜粋):これは九官鳥です。九官鳥・クロウタドリは一見とても似ていますが、実はとても簡単に見分けられます。九官鳥は見た感じハンサムで賢そうですが、クロウタドリの顔はあまり賢くなさそうです。それに鼻毛もあります。
Wechat公式アカウント
記事タイトル:「パンダを一匹飼育するのにはいくらかかる?」「ハトはなぜ頷きながら歩くの?」「前向きに人生を送るにはどんな能力が必要?」
BiliBili
動画タイトル:「浜辺のクラゲは絶対に触ってはダメ!」「なぜカニの血を見たことが無いの?」「一体マーガリンが何をしたというのか…なぜみんなそんなに嫌う?」
抖音(中国版TikTok)
動画タイトル:「ヤギがヒヨコを食べた!?」「カタツムリは何を食べる?」「魚の頭には毒がある?!」
まとめ
中国雑誌≪博物≫とは、「中国国家地理」が出版している青少年向けの科学雑誌で、今や1500万人を超える人々に愛される雑誌となっています。
さらに、紙媒体だけでなく、SNS上でも同じく多くの人の興味・関心を引く情報を発信しています。またSNSでは誰でも気軽に質問でき、ファンとの距離が非常に近いことも魅力の1つです。
いかがでしたでしょうか。
今回は魅力あふれる中国雑誌≪博物≫について紹介してきました。
昨今、中国人観光客は自然豊かでリラックスできるスポットを旅行先として選ぶ傾向が高まってきています。
この機会は、中国メディアを使って日本の自然の素晴らしさをアピールするチャンスです!
今回紹介した中国雑誌≪博物≫や雑誌広告の掲載費などの詳細を知りたい方はぜひ以下のフォームからお気軽にお問い合わせください!
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