【最新】Douyin(抖音/ドウイン)とは?中国版Tiktok日本版との違いやインストール方法とは?

近年、日本でも大流行中のTikTokは、2021年の月間アクティブユーザー数が12億人にまで到達すると予想されています。
日本や世界中でリリースされているTikTokは、もともとが中国のDouyin(抖音/ドウイン)というアプリで、実は中国本土版の「抖音短視頻(ドウインドゥアンシーピン)」と、日本を含めた国で利用されている国際版「TikTok(ティックトック)」の2種類に分けられます。

そこで今回はDouyinとTikTokの違いやアプリのインストール方法、広告活用方法などを合わせて紹介します。これさえ見ていただければ、Douyinマーケティングについての具体的な対策手法がわかります。

Douyin(抖音/ドウイン)とは?日本版との違いは?


「d」と「音符」のマークを掛け合わせたTikTokのロゴは、もともとDouyin(抖音)の頭文字「d」からとられています。バイトダンス社が2016年9月にリリースした中国版「douyin」と2017年5月にリリースした海外版douyin「TikTok」は似ているようで機能にはかなりの差があるのです。
DouyinとTikTokのリリース時期のずれはたった一年ですが、DouyinはTikTokよりもはるかに高度な機能とマネタイズ機能を備えています。
日本でなじみのあるTikTokは基本的にショートムービーアプリとして利用されていますが、Douyin(抖音)はこれに加えて個人チャット、グループチャットなどのSNSとしての利用や、ショッピング機能が利用できます。
ライブ配信はDouyinリリース時から中国で非常に人気の機能でしたが、日本では2021年の夏にやっとライブ配信機能が利用可能になりました。投げ銭機能があることで話題になりましたが、まだまだ利用者は多いと言えません。
また、douyinでは最近、マッチングアプリとしての機能や、フードデリバリー機能の開発も進んでいるようです。今後どのような機能が加わるのか、日本版TikTokにも導入されていくのかが楽しみですよね。

 

中国版のみある3つの機能

①EC機能

Douyin(抖音)ではショートムービーやライブ配信から、直接タオバオや天猫などの複数のECサイトへリンクすることが可能になっています。
Douyinアプリ内で決済まで完了してしまうため、非常に便利な機能となっており、多くの人が利用しています。
また、投稿者やライブ配信者に一部売上が還元されるアフィリエイト機能があるため、有名なインフルエンサーは企業から直接案件を引き受けることもあります。
インフルエンサーだけでなく、大手コスメブランドやアパレルブランド、食品企業も公式アカウントからライブ配信を通じて購買を促しています。
Douyin内でのマーケティングはもはや中国で当たり前になっているのです。
ちなみに、日本版TikTokでも2021年にShopifyとの提携を発表し、EC機能の整備に向けて準備が進んでいるようです。

②グループチャット機能

Douyin(抖音)ではグループチャット機能が搭載されており、ラインのように気軽にユーザー同士がコミュニケーションをとることが可能になっています。
Douyinは、中国でもっとも利用されているWeChatとの互換性が一切なく、アメリカ版TikTokでもDouyinの動画をFacebookやInstagramなど、自分の好きなSNSに共有できないような状態になっています。そのため、Douyinでは独自のソーシャルネットワークを形成しようとしているようです。
昨年には、グループチャット内で红包(お年玉)が送れる機能が導入され、大きな話題になりました。この機能は2014年にWeChatがリリースした機能で、二社の争いはこの先さらに大きくなっていくと考えられます。

③位置情報

Douyin(抖音)では投稿に位置情報を共有することが可能で、付近にいる人の投稿やライブ配信を楽しむことができます。
日本では位置情報共有に対していいイメージがないという人も多いので、これは中国ならではですよね。
位置情報を共有することで、視聴者を付近の観光地や飲食店へ誘導したり、付近のお店のクーポンを配布できるなどの利点があります。

 

Douyin(抖音/ドウイン)のユーザー数

2021年のDouyinの1日あたりのアクティブユーザー数は6億人、TikTokの月間アクティブユーザー数は6億8900万人となっており、合わせて、TikTok / Douyinアプリの月間アクティブユーザー数は141か国で12.9億人を超えています。
また、滞在時間に関しては、Douyinはアクティブユーザーの1日の滞在時間が80分超を記録しています。

Douyin(抖音/ドウイン)の歴史

2012年
3月- 北京字节跳动科技有限公司を設立
2016年
1月 – 米国法人ByteDance inc.を設立
4月 – ショートビデオアプリ「火山小视频(日本語:火山ミニビデオ)」の提供開始
5月 – 字节跳动有限公司 (ByteDance China) を設立
8月 – 日本法人Bytedance株式会社を設立
9月 – ショートビデオアプリ「抖音 (Douyin)」の提供開始
2017年
5月 – ショートビデオアプリ「抖音 (Douyin)」の海外バージョン「TikTok」の提供開始
11月 – ショートビデオアプリ「Musical.ly」を運営するMusical.ly Inc.を買収
2018年
8月 – ショートビデオアプリ「TikTok」と「musical.ly」を統合
2019年
7月 – シンガポール法人Bytedance Pte. Ltdを設立
2020年
1月 – ショートビデオアプリ「火山小视频(日本語:火山ミニビデオ)」を「抖音火山版(日本語:火山ミニビデオ)」に名称変更
5月 – 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーの幹部、ケビン・メイヤーがティックトックの最高経営責任者(CEO)に就任。バイトダンス社の最高執行責任者(COO)も兼務する。

2021年年末には発表されたユニコーンランキングリストではByteDanceの市場評価額が3,530億米ドルに達し、世界最大のユニコーンとなりました。
2012年の設立から、ニュースアプリ今日头条やショートビデオアプリBuzzVideoなど、様々なサービスを提供してきたByteDanceですが、最も大きな成功はやはりDouyin/TikTokだといえるでしょう。

 

Douyin(抖音/ドウイン)は中国でこんなが活用されている!

Douyinのユーザー男女比はほぼ半々で、35歳以下のユーザーが最も多く、居住エリアは1線都市から5線都市以下まで広く使われています。他のショートムービーアプリと比べ、ユーザー層が1線~2線都市に住む比較的富裕層の若者が多いのがDouyinの特徴でもあります。
男性は軍事関係や車、ゲーム関連の動画を好んで視聴し、女性はコスメ、育児、ファッション関連の動画を特に好んで視聴しています。
企業の広告掲載やKOLビジネスの場としても大きな市場となっており、この市場はますます拡大していくと考えられています。

 

Douyin(抖音/ドウイン)のインストール方法とは?

Douyinをインストールするためには中国のAppleIDが必要になりますので、以下の方法で新しいID取得後にインストールしてみてください。

①既存IDからログアウトする

設定→AppleIDの項目から一番下のサインアウトをタップ。
※アプリインストール後は既存IDにログインしなおす必要があるので必ず元のIDをメモしておいてください。

②新たにAppleIDを作成する

下記のアドレスにアクセスし、Apple IDを作成します。地域の設定は日本です。
https://appleid.apple.com/account#!&page=create

③「国または地域名」を「中国」に変更する

新しく作成したAppleIDでサインインします。メディアの購入→国または地域名へ進んで、「日本」から「中国」に変更します。

④アカウント情報の登録

付款方式は「无」を選択します。
街道(住所)、邮政编码(郵便番号)、市级行政区(市単位の行政区分)、省份(省)、电话号码(電話番号)は任意のものを入力します。

⑤アプリを検索してダウンロード

AppeleStoreで「抖音短视频」で検索してアプリを探します。「TikTok」ではないので注意してください。
アプリを無事ダウンロードできたら、作成したAppleIDからサインアウトし、既存のIDにサインインしなおしてください。
Douyinは閲覧のみなら登録が必要ありませんのでIDを戻してもそのまま使うことができます。

 

Douyin(抖音/ドウイン)の広告種類と活用事例

2021年上半期の中国におけるメディア別の広告収入ランキングはショートムービーが503.7億円でダントツの1位となっています。Douyinユーザーは宣伝用のコンテンツを毛嫌いせずに受け入れる傾向が非常に高く、これも大きな特徴だといえるでしょう。

Douyinでは、公式アカウントが利用できる広告として主に
・起動時広告
・フィード広告
・検索ワード広告
・ハッシュタグチャレンジ
の四種類があります。

プロモーションにおいては、KOLの起用や公式アカウントからの発信がメインとなっていますが、インフィード広告は公式アカウントがなくてもオリジナル動画・KOL配信動画を発信することが可能です。

また、Douyinではライブコマースがさかんに行われており、気に入ったインフルエンサーから商品を買いたいという中国人の購買行動にマッチしたマーケティング手法が人気になっています。

その他にも、一般ユーザーを大規模に巻き込む「ハッシュタグチャレンジ」というものもあります。ハッシュぐタグチャレンジとは、企業が設定したハッシュタグに対し、ユーザーが関連する動画を投稿するというユーザー参加型のコンテンツです。Douyinでは非常に人気の広告となっています。

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