WeChatミニプログラム日本企業での活用例や開発、インバウンド対策について解説

最近よく聞く「WeChatミニプログラム」ってなんだろう?
「WeChatミニプログラムって日本で使えるの?」

と、WeChatミニプログラムについて疑問を抱えている、インバウンド担当者の方々は多いのではないでしょうか?また、WeChatミニプログラムの開発をしたいけど、どうしたらいいかわからない。という課題を抱えているインバウンド担当者も多いものです。

そこで今回は、WeChatミニプログラムの開発の支援をしている弊社、クロスボーダーネクストが、

WeChatミニプログラムの開発方法
日本企業の活用例
インバウンド対策での利用
WeChatミニプログラムとは?

これらについてわかりやすく、解説していきたいと思います。

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WeChatミニプログラムとは?:WeChat内で動く、ダウンロード不要のアプリ

WeChatミニプログラムとは、平たくまとめると、WeChat内で動く、ダウンロード不要のアプリです。

従来のiPhoneやアンドロイドのスマホであれば、App StoreやGooglePlayにアクセスし、個別でアプリをダウンロードする必要がありました。そのため、個人情報を入力したり、各種設定に時間を取られて、そもそもダウンロードする行為自体が「めんどくさい」と感じるユーザーも多かったのではないでしょうか。

しかし、WeChatミニプログラムであれば、ダウンロードする必要がなく、WeChat内でゲームをしたり、ショッピングをしたり、動画を楽しんだりできます。イメージとしては、WeChat内にApp StoreやGooglePlayのような機能があり、ダウンロードが不要でアプリが使えます。

参考までにWeChatミニプログラムの概念図と実際のWeChatミニプログラムの動画を記載します。
また、WeChatミニプログラムについて、詳しく説明している記事は下記になります。

WeChatミニプログラムの概念図
WeChatミニプログラムの概念図

中国トレンドのWEB変遷について

中国トレンドのWEB変遷について
中国トレンドのWEB変遷について

中国のインターネットのトレンドは刻々と変化しています。動きが非常に早いです。近年であれば、ビリビリのように動画が流行ったかと思えば、TikTokのようにショート・ムービーが流行り、中国版スマートニュースの今日頭条(Toutiao)が流行り……。どんどん新しいものが生まれています。

中国におけるWEBサイトのトレンドも同じです。図にもあるように2011年頃にWEBサイトが増えました。それ以降の2016年頃まではアプリが流行り始め、2016年以降は、HTML5が登場し、簡単にスマホ対応サイトが作れるようになりました。開発も以前に比べると簡単になりました。

そこで2018年頃からミニプログラムという概念が登場し、中国では2019年以降、ミニプログラムがWEBの主戦場になると言われています。すでにWeChatミニプログラムを利用するアクティブユーザーは3億人以上いると言われており、中国人に向けてウェブマーケティングをする上では外すことができないものとなっています。

今、WeChatミニプログラムが熱い!日本のLineと異なり、WeChatは既に企業施策の必須ツールに!

WeChatミニプログラムが今熱い
WeChatミニプログラムが今熱い

上記の図を見る通り、中国国内では企業の必須ツールとなっています。中国の人口は13億人ですので、そのほとんどの10億人がWeChatアカウントを取得しています。その7割がWeChatミニプログラムを利用したことがあるとテンセントでは述べています。WeChatミニプログラム自体が120万個以上開発されています。このようにWeChatもそうですが、WeChatミニプログラムは中国人の生活の一部となりつつあります。

WeChatミニプログラムの3大特徴

WeChatミニプログラムには大きく分けて3つの特徴があります。

1.ミニプログラムへの導入口が豊富

WeChatミニプログラムには「トーク画面で友人からシェア」、「QRコードのスキャン」、「検索窓」、「WeChat画面上部専用枠」、「メインメニュー“発見”欄から起動」など、非常に多くの優遇されたアクセシビリティを持っています。WeChatの開発会社であるテンセント社は、10億人のユーザーに対し、利用を促進させようと試行錯誤しています。

1.ミニプログラムへの導入口が豊富
1.ミニプログラムへの導入口が豊富

2.機能豊富・拡張性が高い

WeChatミニプログラムは、HTML5の拡張性・機種依存の低さといった優位性と、アプリが持つ独自性の両方を兼ね備えています。さらに情報発信、オンラインショップといった基本機能から飛行機やホテルの予約、ファストフードでの注文・支払い、出前の注文など中国人の生活のあらゆる所に浸透しています。つまり、機能が豊富で拡張性が高いです。日本企業がインバウンド対策で活用することで様々なシーンで利用できるでしょう。

3.開発期間・コストの削減

OS間や端末毎の差異を考慮し開発するアプリと比べると、WeChatという共通プラットフォームで動くミニプログラムは開発期間を大幅に削減できます。アプリ更新毎に発生するAppマーケットの承認も不要で、メンテナンス性も高く、ユーザーにシームレスなサービスの提供が可能です。開発期間の削減は、開発コスト低減にも貢献します。通常のアプリやWEBサイトを作るとなると200万以上かかるケースがありますが100万前後でミニプログラムを開発することができます。複雑な要件を交えると値段はあがってしまいますが、アプリやWEBサイトを作るより安価に抑えることが可能です。

中国でのWeChatミニプログラムの活用例

実際にWeChatミニプログラムは中国でどのように利用されているのでしょうか?利用シーンを業種別に紹介していきます。

飲食でのWeChatミニプログラム活用例

チェーン店から小規模個人飲食店に至るまで、既にミニプログラムを用いた注文・支払システムが普及しています。店舗はオーダーと精算のためのリソースを大幅に削減でき、店員による注文ミス防止にも役立っています。注文専用端末も不要で設備費の削減にも貢献。メニュー更新もシステム一括で簡易化されている。WeChatを見てみるとマクドナルドでもWeChatミニプログラムを取り入れています。

マクドナルドWeChatミニプログラム
マクドナルドWeChatミニプログラム

宅配便業者でのWECHATミニプログラム活用例

集配の依頼・配達日数および費用の見積もり・受取、場所の変更、送り先住所の登録など、宅配業務のあらゆるプロセスでWeChatミニプログラムは活用されています。送り状のQRコードを読み込みWechat上で住所がCopy/Pasteできるため、ユーザーが送り状を手書きする必要なく、支払いもWeChat上できます。WeChatミニプログラムを導入することで業務効率化が格段に上がっています。

宅配便業者でのWECHATミニプログラム活用例
宅配便業者でのWECHATミニプログラム活用例

旅行サイトでのWECHATミニプログラム活用例

航空券、新幹線、ホテルなどの検索や予約情報の管理、会員機能など、以前はアプリで行っていた事を現在はミニプログラムに移行しています。ユーザーはWeChat上で全て完結できるため、アプリに比べて利用効率が高く好評をえているようです。現に中国最大手のOTAであるCtripもWeChatミニプログラムを利用しています。

中国最大手のOTACtripのWeChatミニプログラム
中国最大手のOTACtripのWeChatミニプログラム

交通でのWECHATミニプログラム活用例

以前は現金で切符購入に大量の列が出来ていたのが、Wechatミニプログラムによる乗車を各地域の地下鉄が導入したところ、業務効率が改善したとのこと。乗客側も切符購入のために並ぶ時間が省け、Win-Winの典型的例として中国では有名な事例です。各地域で異なっていた交通カードを購入する必要もないため、中国全土で使用可能な地下鉄が増加中とのこと。

ディスカウントストアでのWECHATミニプログラム活用例

香港のドラッグストアでは、中国人旅行者のために店頭の大きなPOPでミニプログラム用QRコードを用意し、携帯で簡体字による商品紹介および購入、支払いまで完了しています。店舗側の中国人対応コストを大幅削減しています。日本だとドン・キホーテでもWeChatミニプログラムを利用しています。

ドン・キホーテWeChatミニプログラム
ドン・キホーテWeChatミニプログラム

WeChatミニプログラム日本企業活用例、インバウンド対策にも利用可能!

WeChatミニプログラムは日本企業でどのような活用ができるのでしょうか?利用シーンについて参考例を交えて紹介します。

EC機能の構築

まずはEC機能の構築が挙げられるでしょう。EC機能を構築すると下記のようなメリットがあります。

・アプリでのECショップ開発・運営に比べ、開発期間・コストともに大幅に削減可能
・口コミによるWechatトーク上でのシェア、店舗QRコード、Wechat公式アカウント等、様々なチャネルからの流入が見込め、集客効率Up
・日本円で受け取れるクロスボーダーWechatPay決済

飲食店・小売店オーダー機能

近年、街の飲食店で中国人観光客をよく見かけるようになったのではないでしょうか?また、観光庁が発表している「訪日外国人の消費動向」によると7割近くの訪日外国人が日本食を期待して、日本に訪れています。中国人も同様です。WeChatミニプログラムを利用すると、飲食店では下記のようなメリットが得られます。

・テーブル上に貼ったQRコードから起動し、顧客のスマホでオーダー出来る為設備投資が最小限
・ミニプログラム上でメニュー表示、注文、決済(オプション)まで実現できるため、中国語対応スタッフの準備が不要
・中国人からのメニュー質問対応などで注文にかかっていた時間が無くなり、スタッフが別業務に専念でき効率化

サービス注文機能(百貨店 モール)

中国人といえば、爆買いですね。今でも百貨店やモールに多くの中国人が買い物に訪れています。百貨店やモールでWeChatミニプログラムを利用すると下記のようなメリットがあります。
・ベビーカー、車いす等のレンタルで困っている中国人のお客様に対して、Wechatミニプログラム上でレンタル予約が可能に(スタッフ応対時間の短縮)
・翻訳スタッフ、お手伝いの必要な方のリクエスト等をWechatミニプログラムを使ってコミュニケーション可能
・免税商品を事前に予約できるようにし、受け渡しがスムーズになります。

周辺キャンペーン紹介機能

中国人観光客は今、全国各地に訪れています。多くの地方自治体が中国人対策を考えているでしょう。そのような方々がWeChatミニプログラムを利用すると下記のようなメリットがあります。
・自治体、観光地、ショッピングモール等で「おすすめ」のキャンペーン情報や観光スポット等を紹介可能
・「付近のミニプログラム」機能を使い、地域周辺一帯のミニプログラムをユーザーに表示される事が出来、地域全体の活性化に貢献

WeChatミニプログラムを日本で開発するためには?

WeChatミニプログラムのメリットについてお解りになったと思いますが、実際に利用するになどうすればいいのでしょうか?開発についてまとめてみました。

自社で開発する

ミニプログラムを開発する方法として1つ目に挙げられるのが、自社で開発することです。WeChatミニプログラムはテンセントがAPIを公開しているため、開発環境がオープンになっています。開発言語はJavaScript, wxml(html方言), wxss(css方言)ですので、中国語に理解のあるエンジニアだと問題ないでしょう。しかしながら、自社で開発するのも、とても手間がかかるので、ミニプログラム開発ができるベンダーに依頼するほうがオススメです。

WeChatミニプログラムを開発できる企業に依頼する

WeChatミニプログラムを開発する方法としてもう一つ挙げられるのが、ミニプログラム開発ができるベンダーに依頼をすることです。中国ではミニプログラムを開発できるベンダーが数多くありますが、日本国内では多くありません。
「ミニプログラム開発依頼」などで検索しても出てくる全く企業がありません。1社イマチュウという企業が開発を受けているようです。

「日本企業ではミニプログラム開発をお願いできる企業がない」からと言って中国企業にお願いするのにも、依頼する側が中国語を理解していないとコミュニケーションが難しかったり、商習慣が合わなかったりと依頼するだけでもとても苦労します。

そこで近年、ミニプログラム開発の依頼がクロスボーダーネクストにも多く来るようになりましたので、弊社でもミニプログラム開発のお仕事を受けるようにしています。自社メディアである良品誌も自分たちでミニプログラム開発も実施しており、その他にも様々なミニプログラムを開発してきました。もし、ミニプログラム開発を考えておりましたら下記より、気軽ご相談ください。
クロスボーダーネクストにミニプログラム開発の見積もりを依頼してみる。

WeChatミニプログラムは中国人インバウンドを取り入れるためには必須になる

WeChatミニプログラムはインバウンド対策をする上では必須ツールとなるのではないでしょうか。まだまだ日本企業で取り入れているところは多くはありません。中国人インバウンドを取り入れていきたい企業さまがありましたら、ぜひWeChatミニプログラムにチャレンジしてみてください。

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