中国インフルエンサー(KOL)マーケティングとは?失敗させないポイントや選び方
「中国インフルエンサーマーケティングってなんだろう」
「中国人インフルエンサーやKOLを選ぶ基準が知りたい」
「インフルエンサーマーケティングを失敗させないためにはどうしたらいいだろう」
と、考えているインバウンド担当者の方は多いのではないでしょうか?
今回の記事ではこれらを解説して行きます。
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中国マーケティングでよくある課題
中国で商品の口コミを起こしたいけどどうしたらいいかわからない
中国で商品を売りたいけどどうしたらいいかわからない
中国マーケティングに取り組む上でこのような課題がよく出るのではないでしょうか。これらの課題を解決する手法として挙げられるのが中国人インフルエンサー(KOL)マーケティングです。
中国人インフルエンサー(KOL)マーケティングとは?
中国人インフルエンサー(KOL)マーケティングとは、文字通り、インフルエンサーやKOLを起用し、商品やサービスについて紹介してもらう手法です。中国人に影響がある人やキャラクターを起用します。
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングのメリット:広さと深さを両立する情報伝達力
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングのメリットはズバリ、広さと深さを両立する情報伝達力にあります。
皆さんは友人や知人の口コミで商品を買ったことがありますでしょうか?友人や知人の口コミは、嘘偽りのない使用感を教えてくれますので大変、有益な情報になると思います。
そのような感覚で中国では、自分がフォロワーしているインフルエンサー(KOL)から情報を取り入れて商品を買うことが多いです。インフルエンサー(KOL)の方々も商品のいいところだけではなく、悪いことも伝えます。いいことばかりを伝えて実際に購入した際にギャップがあると、インフルエンサー(KOL)自身の信頼を損なうからです。
そのため、インフルエンサー(KOL)もわかりやすく信憑性のある情報を伝えるために努力し、取り組んでいます。
さらに、インフルエンサー(KOL)たちの口コミや投稿をみたフォロワー達が二次拡散をするケースが多いです。だからこそ、中国インフルエンサー(KOL)マーケティングは深さと広さを両立できる手法だと言えるでしょう。
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングは中国でも王道の手法である
中国北京にある中国の大手マーケティングデータテクノロジー企業であるAdMasterの調査によれば2019年中国企業が取り組む広告の選択肢としてインフルエンサー(KOL)に取り組む企業が一番多かったとのこと。
さらに、WeiboやWeChatなどのSNSプラットフォームを活用が一番多いという結果に。中国でもインフルエンサー(KOL)を活用しSNSでのプロモーションが全盛期を迎えています。
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングの市場規模
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングの市場規模は、2018年時点で1兆7,000億円規模と言われております。それに比べ日本は400億円程度の規模となっております。中国のスケールの大きさと、市場の活発さが伺えます。中国人は口コミを信用する文化と相まっているのでしょう。
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングの事例
それでは実際に中国インフルエンサー(KOL)マーケティングって具体的にどのような効果があるのでしょうか。具体的事例を紹介して行きます。
動画再生数30万回を超えた!ソックスの紹介事例
クロスボーダーネクストでマネジメントしている在日中国人インフルエンサー(KOL)である日本零君(にほんれいくん)のソックスの紹介事例です。
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このソックスのプロモーションでは日本零君(にほんれいくん)のアカウントだけではなく、過去にViViモデルである劉聡(リュウ・ソウ)さん(weiboアカウント名@刘聪刘小葱 )とコラボしてプロモーションしています。
日本零君(にほんれいくん)はweibo上で動画を活用したプロモーションに強みがあります。月間動画再生数は600万〜1000万にも及び、毎日の投稿閲覧数は100万越え、インタラクティブ数も数千とあり、その強い影響力を活かしたプロモーションが可能です。
コラボした劉聡さんは、ViVi girlとして現在も雑誌やCMなどで活躍している、人気急上昇中の美脚モデルです。金沢観光PR動画や小林製薬など、多数の企業動画に出演した経験があります。動画事例の中では、美脚モデルである劉聡さんが商品について自ら紹介をし、実際の着用後にその効果を体感し、閲覧者に伝えることで、より商品の魅力を引き出すことができます。その動画を日本零君(にほんれいくん)のアカウントで投稿することにより、影響力の強さを活かして、閲覧数とインタラクティブ数を伸ばします。
■ 対象商品:某ソックスブランドの着圧ソックス
■配信形式:動画+文章での投稿
■配信KOL:@日本零君、@刘聪刘小葱
■ フォロワー数(合計):約400万人
■配信結果:
いいね数:91件
コメント数:107件
リツイート数:328件
■動画再生数:30万回
ライブ配信で2,093ものエンゲージメントを集めたお菓子メーカーの事例
こちらもクロスボーダーネクストでマネジメントをしているインフルエンサー林萍在日本(リンピンザイリーベン)の某大手お菓子メーカーが実施しているキャンペーンを周知させるべく取り組みをした事例です。
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林萍在日本(リンピンザイリーベン)のweiboアカウントからライブ配信を実施。そのライブ配信はImp数が70.7万回、エンゲージメント数が2,093もの反応がありました。リンピンさんのライブの特徴はコメントが多いこと。気になった視聴者が気軽に質問ができ、林萍在日本(リンピンザイリーベン)が丁寧に答えるため、質問が多いです。そのため、視聴者との関係がよく、情報がうまく伝わります。
中国では350秒で17億円、2時間で34億円を売り上げる事例も
今度は中国本土で活躍するTOPインフルエンサー(KOL)の事例です。「中国国内で商業価値のあるKOL」2位の、雪梨Cherieが2017年の「独身の日」(中国のネット市場で最大の商戦日とされる11月11日のこと)では、350秒で1億元(17億円)、2時間で2億元(34億円)の売上記録を作りました。
雪梨Cherieは自身でアパレルECショップを運営しており、そこにある商品を自らが紹介したところ、爆発的な売上につながりました。それにしても規模が大きく、驚きますね。
中国インフルエンサー(KOL)は3種類に分類できる
中国インフルエンサー(KOL)は様々な方がいらっしゃいますが、大きく分けると3種類に分類されます。
トップ中国インフルエンサー(KOL)
トップインフルエンサー(KOL)は大きなファン規模とアピール力を持っています。コストもかかりますが、早期に注目を集めることが可能です。
フォロワー数:100万以上
ミドル中国インフルエンサー(KOL)
ミドルインフルエンサー(KOL)はコストパフォーマンスが良く、主力マルチチャンネルをカバーしてマーケティング情報を伝播することができます。
フォロワー数:10〜100万
マイクロ中国インフルエンサー(KOL)
マイクロインフルエンサー(KOL)の影響力とコンテンツ創作力は限られていますが、補強的なルートとして、マーケティング情報をさらに拡散させることができる。
フォロワー数:10万以下
専門性のあるニッチ型中国インフルエンサー(KOL)が増えている
中国の大手リサーチ会社のiResearch Consulting Groupの調べによれば、専門分野に特化したニッチ型のKOL数は急激に増加しているようです。
グルメ、コスメ・ファッション、ゲーム・アニメのニッチ型KOLは、期間2018年~2016年で、前年比成長率は毎年+30%増とのこと。広範囲に露出するマーケティング指標は徐々に減少し、ニッチシーンの深さに触れるマーケティング指標がますます重要になると考えられます。
しかしながらインフルエンサー(KOL)も組み合わせが必要であり、広く認知させるインフルエンサー(KOL)も起用しながら、専門性に特化したインフルエンサー(KOL)も合わせて深い情報を届けることが重要です。
ただ、中国インフルエンサー(KOL)のトレンド的には今後、専門性のあるニッチ型インフルエンサー(KOL)の需要が大きくなりそうです。
失敗しない中国インフルエンサー(KOL)マーケティングとは
それでは失敗しない中国インフルエンサー(KOL)マーケティングにはどのようなことが必要なのでしょうか?解説していきます。
インフルエンサー(KOL)だけではなく、どの媒体を選ぶかもカギ
どのインフルエンサー(KOL)を選ぶだけではなく、どの媒体で情報を発信するかも重要になります。
中国の大手リサーチ会社のiResearch Consulting Groupの調べによれば、ライブ配信アプリやショートビデオアプリなど新興メディアでの広告出稿は年々増えているようです。
同じインフルエンサー(KOL)でも様々な媒体を活用しているケースがあり、媒体ごとにフォロワーが若干異なるケースも少なくありません。インフルエンサー(KOL)を選び、どの媒体で発信するかまでをプランニングしていく必要性があります。
自社に合うインフルエンサーを選ぶ
ニッチ型インフルエンサー(KOL)が増えているということもあり、インフルエンサー(KOL)にも得意、不得意の分野が存在します。自社の商品と合う分野の強みがあるインフルエンサー(KOL)を選択することが重要になります。
また、過去に自社と親しいジャンルの商品紹介をしたことがあるか、実績を確認することをオススメします。
中国インフルエンサー(KOL)を複数起用する時代に:マネジメントが必要になる
中国の大手リサーチ会社のiResearch Consulting Groupの調べによれば、2016年の一度のマーケティングキャンペーンに活用するKOL数は平均42人、から2018年には138人と約3倍になったそうです。
中国では複数人のインフルエンサー(KOL)を利用することが主流になりつつあります。そのため、間に入ってインフルエンサー(KOL)をマネジメントする会社が活躍しています。クロスボーダーネクストでも様々なインフルエンサー(KOL)をマネジメントしております。ご要望に合わせてインフルエンサー(KOL)をアサインが可能です。
中国インフルエンサー(KOL)マーケティングにチャレンジしてみませんか?
中国ではインフルエンサー(KOL)マーケティングが主流になっていますが、まだまだ日本ではインフルエンサー(KOL)マーケティング黎明期と言えるでしょう。
まだ他の企業が参入していない、初期から実行してみることにより自社にノウハウをため、中国マーケティングを成功に導いていきましょう。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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